あなたの悩みを解決するかもしれないAWS Answersのご紹介
こんにちは、森です。
皆さんの中にはバリバリAWSを使っている、これから使おうとしているなど様々な方がいらっしゃるかと思います。 アーキテクチャの設計を行う場合、同じようなソリューションの構成を参考にしたり、この設計がベストプラクティスにそっているのか?、AWSを使うのが初めてでどうにもこうにも。。。 などを考えますよね?
今回は、そういった悩みに役立つ AWS Answers を紹介しようと思います。
AWS Answersとは
AWS Answers は、AWS ソリューションアーキテクトが開発したドキュメントやソリューションのリポジトリで、AWS クラウドを構築して拡大するのに役立つ方法を説明しています。 これらの答えでは、規範的なアーキテクチャのガイダンスが提供されると同時に、AWS アカウントに数分でデプロイ可能な自動化されたソリューションも用意されています。名前順に参照して、必要な答えやソリューションを見つけられます。
大きく分けると
- AWS ソリューション
- AWS クイックスタート
- 技術概要
の3つがあります。
AWS ソリューション
様々な課題を解決し、早く構築できるように設計されたアーキテクチャ、ガイドのポートフォリオ。
AWSのアーキテクトによって検証され、ベストプラクティスに沿った設計がされていると紹介されています。
テクノロジー(サーバーレス,データレイク、コンピューティングなど)、産業(自動車、ゲームなど)、技術ソース(AWS,AWSとパートナー)でフィルタできるようになっており、我々が今必要なものを探しやすくなっていますね。
各ソリューションの概要などは日本語で書かれていますが、詳細ページに行くと英語のドキュメントがほとんどです。 ただ、ページには構成図の画像がありますので、イメージはつきやすいかと思います。
ソースコード、CloudFormationのテンプレートもあるので、AWSアカウントがあればすぐに環境を構築して試すことが可能となっています。便利。
AWS クイックスタート
ソリューションのほうと似ていますが、こちらは人気の高いテクノロジーを素早くAWS上にデプロイして使うためのポートフォリオです。 例えば、
SAP HANA, Tableau, Microsoft Active Directory Domain Servicesなどの3rd Party製のソリューションをAWS上にデプロイする といった内容のものが多く見受けられますね。
AWS でのヘルスケアのための Tableau Serverを例にしてみます。
構築するものの詳細、デプロイ方法、コストとライセンスに関しての記述があります。
デプロイ方法のページには、クイックスタートを起動させるリンクがあります。クリックするとCloudFormationのページに遷移します。
AWSリソースのコスト、製品のライセンスについてはよく確認したほうが良いですね。
技術概要
AWS Answersより「AMI Design」を読んでみたでも言及されていますが、以前のAWS Answersのコンテンツが技術概要として掲載されているようです。
How,Whatに対するベストプラクティスを紹介する記事が多いです。
How do I manage multiple AWS accounts for billing purposes?
How do I quickly and easily deploy a Java web application?
What is the recommended baseline configuration to secure all EC2 instance types?
のような。
まとめ
AWS Answersの紹介だけでしたが、いかがでしょうか?
AWSでこれがしたい、どうするのがベストなんだろう?、3rd Party製品をAWSでデプロイしたい などの疑問があればのぞいてみることをお勧めします。すぐに解決するかもしれませんよ。
また、認定試験対策にソリューションの内容を読むのも良いと思います。AWS Innovateの試験対策セッションでも紹介されていました。 Answersはあまり知られてないんですけど と言われていた気がしますが、
"あっ、これAWS Answersでやったところだ!" となるやもしれませんよ。
それでは。