
【非エンジニアのためのClaude/ClaudeCodeシリーズ】 営業メンバーとの1on1にClaudeを使ってみた!
お疲れ様です。
私は現在、広域営業部2課というチームのマネージャーをしています。
様々あるマネージャー業務の中の1つにチームメンバーとの1on1があると思います。
私の場合は、主に5名の営業メンバーと1-2週間に1度の頻度で1on1をやっているのですが、その中で以下のような課題を感じていました。
- 案件の進捗確認や相談が中心になってしまい、本質的な課題解決やメンバーの成長支援の場に出来ていない。
- 事前準備や、自身の1on1のやり方の振り返りといった1on1周辺の時間をしっかり取ることが出来ていない。
上記課題に対してClaudeを活用することで、以下を実現することが出来ないか試してみることにしました。
- 本質的な課題解決やメンバーの成長支援に繋げられるような場にする。
- Claude活用により、準備や振り返りを含めた1on1全体のレベルを上げていけるようにする。
※今回の記事は1on1をトピックにしているため、外部公開出来るよう各種内容は加工を行っております
前提
今回は、1on1全体を「事前準備」「実際の1on1」「振り返り」と3つに分割して考えてみました。
また、私がClaudeのCoworkで接続している外部サービスは以下です。
- Google Drive
- Google Calendar
- Gmail
- Slack
- HubSpot
最後に、1on1のメモはClaudeを使い始めてからVS Codeに残すようにしています。
【プロジェクトで作業】⇒【1on1 memos】
事前準備
まずは、事前準備です。
ClaudeのSkill機能を活用して、「クラスメソッドのカルチャー」や「所属営業部の情報」を学習させてみます。

こんな雑な指示でも動き始めてくれます。
Claudeの指示にしたがって、以下の情報を学習させてみました。
- クラスメソッドのカルチャー(CLP)
- 広域営業部の目標やKPI
※同様の活用をされる場合は、学習させない設定を強く推奨します!
プロフィールアイコン⇒設定⇒プライバシー⇒「Claudeの改善にご協力ください」をOFF
Claudeからの3〜4つの質問に答えるだけで簡単に「SKILL.md」を作成してくれます。
SKILLが出来たので早速、1on1の事前準備にClaudeを活用してみます。
Claudeに以下の指示を投げてみました。
山田さんとの1on1をするにあたって、3月30日から4月3日までの活動や成果を1on1用にレポーティングしてください

VS Codeで書いた過去の1on1メモも見た上でレポーティングしてくれるのは有難いですね。
成果物はこんな感じです。
- 今週のハイライト
- 日別活動サマリー
- 顧客対応・商談状況
- 社内貢献・チーム活動
- 1on1のアジェンダ候補
1on1で会話する内容の整理としては、十分すぎる叩きができました。
Cowork機能を活用する前は、この準備をするために
- HubSpotで作成したレポートを見にいって
- Slackで目ぼしいトピックを探しに行って
- メールや会話のメモを遡ってみて……
と、様々なツールで確認をする必要がありました。
Claudeを活用することで、時間を削減するだけでなく複数ツールの情報を網羅的に分析してくれたことで、私の記憶や主観だけに頼らない客観的な視点でメンバーの状況を把握できました。
次の準備として、以前からメンバー自身の課題に対する分析をしてみます。
例えば、
- 案件作成数は多いが、クロージングに課題がある。
- 月間のKPIとなっている「お客様とのMTG数」が中々達成出来ない。
メンバーと1on1する際に、ClaudeのCoworkでその営業メンバーの傾向の分析が出来ないか?と試してみます。
Claudeに以下の指示を投げてみました。
山田さんとの1on1をするにあたって、以下の課題が共有認識としてあります。
- 案件をたくさん作っていますが、そこからのクロージングが上手く出来ない。
- 月間のKPIとなっている、お客様とのMTG数を中々達成することが出来ない。
この2つの課題に対して、1on1で改善策の検討を進めたいです。
この2つの課題に対する現状や原因といった周辺情報をレポーティングしてもらえませんか?
すると、こんな感じで情報を纏めてくれています。
課題①:クロージングへの転換が上手く出来ない
- 現状
- 原因の考察
課題②:MTG数の目標が達成出来ていない
- 現状
- 原因の考察
Coworkで連携している全てのツールを横断して確認した上での情報整理となっているので、メンバーと会話していく叩きとしては十分なレベルだと思います。
1on1実施
「事前準備」で用意した最近のメンバーの行動や成果、課題へのアプローチを基に会話をしていきます。
※議事については、Google Meetの録音と手元でのメモを活用していました。
今までの1on1
課題は認識していたものの、「原因の考察」に対する叩きが無かったので、中々深掘りの対話が出来ていなかった。
Claude活用開始後の1on1
Claudeが分析した「原因の考察」を叩きに会話することにより、根本的な課題についてメンバーと一緒に深掘りする対話ができた。
Claudeを使う前の準備では漏れていただろう情報も拾ってくることができているので、メンバー側での気づきに繋がったり、1on1を基に次はこれやっていこうか!というネクストアクションに繋がったりと、時間短縮に加えて密度が濃くなった気がします。
振り返り
1on1終了後は振り返りです。
※振り返りの際にGoogle Meetの録画をClaudeに読み込ませて分析をしてみようと思いましたが、以下のエラー通知が出て上手く出来なかったです。文字起こし機能を利用した方が良かったかなと反省です。
文字起こしの制限について
この環境では、音声認識(Whisper等)に必要なPyTorchのインストールがディスク容量の制約でうまくいかず、外部のAI音声認識APIもネットワーク制限でアクセスできないため、自動文字起こしが出来ませんでした。
代替案をいくつかご提案します
- Windowsの文字起こし機能
- 無料ツールの活用
- 手書き要約
そのため、一旦は手書きのメモをスキルに読み込ませて「1on1をした上でのネクストアクションの整理」と「マネージャー側へのFB」を依頼してみます。



今回、私の手書きメモを基に読み込ませてしまったので「マネージャーへのFB」は求めている形ではなくなってしまいましたが、予めの文字起こしを読み込ませておけば全体的に大分有用に活用が出来そうですね!
特に、会社の理念やチーム目標等を基にした「1on1のマネージャー側へのFB」は今までもほとんど実施したことがなかったので、個人的には繰り返しやってみたいと思いました。
この「事前準備」「準備を基にした1on1」「振り返り」のサイクルをグルグル回していくことにより目標としている、
- 本質的な課題解決やメンバーの成長支援に繋げられるような場にする。
- 準備や振り返りを含めた1on1全体のレベルを上げていけるようにする。
こういった1on1をClaude活用によって、目指していこうと思います。
まとめ
今回は営業メンバーとの1on1にClaudeがどう活用出来るか?を自らの課題を基にやってみました。
- 1on1をするにあたっての情報の整理
- FBを通じた自らの1on1スタイルの見直し
この辺りにはすごく有用そうです。
そして、1度試してみると「あれもやってみようかな」「こういうことは出来ないかな?」と非エンジニアでも色々と試してみたくなりますね。
これからも改善や試行錯誤を繰り返しながら上手にClaudeを活用していこうと思います!









