[イベントレポート AWS]サービスの カスタマーエンゲージメントを 伸ばす技術と事例 #AWSLoft
はじめに
AWSLoftで開催された「アプリ開発者・マーケターならおさえておきたい、サービスのカスタマーエンゲージメントを伸ばす技術と事例」に参加してきました。
https://customerengagementimprovement.splashthat.com/
タイムテーブル
- 19:00-19:30 Amazon Pinpoint とカスタマーエンゲージメントの全体像 on AWS
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 シニアソリューションアーキテクト 塚田 朗弘
- 19:30-19:50 グローバルでの大規模活用事例紹介
Senior Product Manager, Amazon Web Services Zach Barbitta
- 20:00-20:30 RoomClip における Amazon Pinpoint 活用事例
ルームクリップ株式会社 取締役 CTO 平山 知宏
- 20:30-21:00 [デモ] Amazon Pinpoint と Amazon Personalize
Principal Specialist Solutions Architect, Amazon Web Services John Burry
イベント内容
Amazon Pinpoint とカスタマーエンゲージメントの全体像 on AWS
- Amazon Pinpointの概要説明・用語説明
- アプリへのPushだけじゃない。多彩なメッセージ配信、イベントトラッキング、分析・可視化も出来る。
- メッセージ配信はメールやPushだけじゃなくVoiceも使える。
- さらにLambdaにも対応しているのでAWSの他のサービスやAPIを提供している外部サービスとも連携可能
- https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/amazon-pinpoint-custom-channel/
- TwitterやFacebookとも連携できちゃうわけです。エンゲージメントの幅が広がりますね!
- Amazon Pinpointのちょっと便利な機能
- A/Bテスティング
- テストパターンを設定してメッセージ配信が可能
- イベントトラッキング、メッセージの開封率、コンバージョン率等を測定してより良いメッセージ配信に繋げることが可能
- A/Bといいつつ5個までテストパターンが設定出来る
- A/Bテスティング
- 素敵なモヒカン
- ハイボールが好き(発表中も飲んでましたw)
Senior Product Manager, Amazon Web Services
- グローバルでの事例紹介
- Disney, Netflix, Agero(車両管理サービス)などなど
- メッセージ配信は送った後の「反動」に気をつけよう。Pinpointは短い時間に大量のメッセージを配信することが可能だがECサイトへの反動も考慮に入れておくことが必要
- Pinpointには時間当たりに配信するメッセージ数を制御するオプションもある
RoomClip における Amazon Pinpoint 活用事例
- CTOの平山さんによるPinpointに辿り着くまでの試行錯誤と、Pinpoint活用事例
- https://roomclip.jp/
- ユーザーですw
- 初めはとりあえず全ユーザーに同じメッセージをPushということでEC2ゴリゴリで作っていた。
- そのうちマーケターなどの外部の声が強くなってきて要件定義して作り直すことに。
- SQSやSMSを導入。
- 現在はRedShiftからEC2上のバッチでJSONにしてPinpointにブッコム素朴なアーキテクチャ
- 自分でゴリゴリクエリ使ってアナライズするマーケターもいるので分析部分は人に任せるのも有り。
- 何でもかんでもシステム化すればいいというわけではないという事を再認識。使う人が捉えている価値を整理することが大事だと感じました。
- https://roomclip.jp/
Principal Specialist Solutions Architect, Amazon Web Services
- PinpointとPersonalizeを組み合わせた実例紹介
- PersonalizeはAmazonの学習済みモデルが使えてしまう大盤振舞いなレコメンドサービス
- PinpointとPersonalizeを組み合わせた実例(アーキテクチャ)
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- ユーザーの属性やイベントをPinpointに登録
- 登録した内容をKinesis経由でS3に保存(保存する内容はPersonalizeが読めるようにETLツールで加工)
- Personalizeでレコメンド情報生成
- 生成したレコメンド情報を元にPinpointのセグメントをUpdateし、Pinpointに戻す
- PinpointでセグメントPush
- 単純なECでの商品レコメンドといった使い方ではなく、アイディア次第で上記のような使い方が可能という興味深い実例でした。
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