AWSがゲーム技術の祭典を11/20(水)開催!海外展開の支援から音声AIを使ったミステリーボードゲームまで #AmazonGameTech
11月20日(水)にゲーム業界向けソリューションを紹介するAmazon Game Developers Conference(以下、AGDC)が目黒で開催されます。そこでイベント当日を楽しむための事前情報として、13あるセッションのうち2つと、唯一の展示デモをご紹介します。
Amazon Game Developers Conferenceとは
AGDCとは、Amazon Game Techが提供するさまざまなゲーム業界向けソリューションを紹介する参加費無料のイベントです。今回は、2018年12月に開催した「Amazon Game Developers Day」から数えて2回目。「最高のゲームを制作し、届けるために必要なもの」、そして「Go Global」をテーマにゲーム開発に関わる方々の海外戦略をサポートする数々のソリューションについて学べる1日となります。
AWSによる最新のゲームインフラの構築やTwitchによる新しいゲーム体験の実現、米国のAmazonプライムビデオチームによるゲームのIPの映画、テレビシリーズ化などについてご紹介します。エンジニアリングからビジネス、販売まで、世界にゲームを展開する上で有益な幅広いセッション、ハンズオンをAWSのみならず社外からもスピーカーを招いて実施します。
当日はクラスメソッドからも私を含めた複数名が参加し、レポートを公開する予定です。
AWSとカプコンがゲームのグローバル展開方法を語る
はじめに、ゲームを海外展開したい方におすすめのセッションから。10:00から行われる特別講演「Amazon Game Tech - Go Global もっとグローバルに」では、Amazon Game Techによるゲーム開発から販売までの支援サービスをはじめ、モンスターハンターやバイオハザードといった世界的なブランドを持つカプコン社の開発体制などについて紹介があります。
ゲーム開発環境クラウド化のアドバンテージを紹介
続いて11:15からは、ゲーム開発環境クラウド化のメリットを伝えるセッション「AWS Dev on Cloud ゲーム開発環境のクラウド化によるベネフィット」に注目です。
AWSがシリコンスタジオ社と共同で行ったゲーム開発パイプラインのクラウド化で判明した、クラウド移行の効果を知ることができます。経費削減はどのくらい見込めるのか、どれだけ作業時間が短縮できるのかといったクリティカルな側面から移行コストの検討が可能。「そもそもクラウド化して何が美味しいのか」という基本的な部分から理解したいという方にピッタリです。
Alexaスキルを使ったミステリーボードゲームにトライ
次に、AGDCで唯一の展示デモを紹介します。将棋やモノポリーなど多様な形態を持つボードゲームのラインナップに、Alexaがホストとなるミステリーボードゲーム「St.Noire」が加わりました。このゲームのデモを見たり、実際にプレイできる展示「Amazon Alexaゲームスキル『St.Noire』」が13:00からオープンします。
「St.Noire」の中でプレイヤーは探偵となり、小さな町で起きた殺人事件の犯人を12人の容疑者から見つけ出し、予告された次の殺人を実行させないために奮闘します。同じ探偵でもクスリで体が小さくなったり、北国の歓楽街で怖い人たちの抗争に巻き込まれたりはしないようなので安心してください。
1名もしくは複数名でプレイでき、一度のプレイで7回訪れる夜の間に各3回の行動を選択します。具体的には容疑者に質問したり、凶器や犯行に関わる場所の調査を行います。容疑者がウソをついていても犯人とは限らないので、一つ一つの発言や調査結果に対して冷静な判断が求められそうです。2019年11月8日現在の対応言語は英語のみとなっています。
まずはセッション情報をチェック!
ADGCでは本記事で紹介したものを含めて、コンテンツのバリエーションが非常に豊かです。シンプルにゲーム開発環境のクラウド化に焦点を当てた講演から、Amazonプライムビデオの開発を担うエグゼクティブがテレビ番組制作を語るセッションまであります。
ゲーム開発・運用をされている方は興味のあるコンテンツがないか、ぜひ一度イベントページおよびセッション情報にアクセスしてみてはいかがでしょうか。
その他のセッション紹介はこちら
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