[速報] AWSのマネージドCassandra、分散KVSのAmazon MCSが発表されました! (Open Preview) #reinvent

re:Invent 2019のキーノートにて、Amazon Managed Apache Cassandra Service (MCS)が発表されました。この記事では速報としてお届けします。
2019.12.04

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

Operating Cassandra at scale

re:Invent 2019のキーノートにて、Amazon Managed Apache Cassandra Service (MCS)が発表されました。この記事では速報としてお届けします。

スケールに対応した分散KVSとして代表的なApache Cassandraが、ついにマネージドサービスのひとつとしてAWSでサポートされます。DynamoDBへの移行が簡単でないアプリケーションの管理者には福音ではないでしょうか。

Amazon MCSの特徴は下記とのこと:

  • Apache Cassandra (version 3.11 CQL) 互換
  • クラスタ管理不要
  • 数ミリセカンド単位のスケール性能
  • プロビジョンドあるいはオンデマンドのキャパシティとオートスケールを選択可能
  • 現在使用中のCassandraドライバーとツールを利用可能、マイグレーションが簡単
  • CloudWatch、VPC、KMSと連携

Available TODAY in Open Preview!

現在はオープンプレビューとのことなので、すぐに試すことが可能です。東京リージョンも入っていますね!

  • US East (N. Virginia)
  • US East (Ohio)
  • Europe (Stockholm)
  • Asia Pacific (Singapore)
  • Asia Pacific (Tokyo)

ぼくもキーノートの現場にいたのですが、このサービスが発表されたとき、周りに居た海外のエンジニアから喜びの声が聞こえました。キーノートでも「DynamoDBへ移すことが困難なワークロードがある」といった旨の話のあとの発表でしたから、Cassandraには根強いニーズがあるということでしょう。
上で紹介しました公式ブログに詳細が書かれていますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください!