New Relic Infrastructure でインテグレーションできる AWS サービスまとめ 2019.12版 #newrelic

New Relic Infrastructure でインテグレーションできる AWS サービスまとめ 2019.12版 #newrelic

New Relic の AWS インテグレーションで対応できるサービスについてまとめました!
Clock Icon2019.12.20

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

こちらは New Relic Advent Calendar 2019 の 20 日目の記事になります。

みなさん、観測してますか!(挨拶
みなさん、New Relic で観測してますか!(再挨拶

New Relic Infrastructure の AWS インテグレーション機能をつかうと、CloudWatch メトリクスやイベント情報を New Relic へと取り込むことができ、複数 AWS アカウントをまとめて一元管理することができます。もちろん APM の情報と連携させることも可能です。

とはいえ、もちろん全ての AWS サービスに対応しているわけではありません(対応する意味がないサービスも勿論多数あります)。対応しているサービスは下記のドキュメントに全て記載されています。

ですが、これだとただサービス名が羅列されているだけで見づらくあったので、個人的な需要で整理し直しました。せっかくなので公開します……というのがこの記事となります。

'19/12 時点で対応している AWS サービス一覧

というわけで、New Relic のドキュメントへのリンク付きで公開します。分類は AWS のドキュメントに沿いました。

そのため、Redshift と Amazon SNS は二ヶ所に分類されています(リンクは片方にのみ貼っています)がご了承下さい。
また、各サービスでどんなメトリックがとれるのかといった詳細情報は、New Relic のドキュメントをご参照ください。

なお、現状 Beta 対応というものもあるようです。それについては「※」を付けていますので参考にしてください。

コンピューティング

いきなり EKS がありませんが、こちらは Kubernetes インテグレーションが別途用意されているのでそちらで対応できるかも知れません。
そもそもコンピュートリソースは、APM などのホワイトボックス監視が可能なので、AWS インフラからのメトリックはそこまで重要ではないとも言えますね。

ストレージ

EBS は EC2 と分かれています。ディスク I/O を Agent ではなく AWS インテグレーションで取得する場合は注意が必要です。

データベース

RDS は、拡張モニタリングのメトリックが取得したい場合は別サービス扱いとなっています。

セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス

マネジメントとガバナンス

モバイル

ネットワーキングとコンテンツ配信

ELB は、CLB と ALB/NLB (elbv2) で分かれています。
余談ですが、このブログを書いていて「ELB は Amazon ELB でも AWS ELB でもなく、ただ ELB なのだ」という事実に気付いてしまい軽く驚愕しましたw

分析

Kinesis は現時点では Video には対応していないようです。

アプリケーション統合

Internet of Things (IoT)

カスタマーエンゲージメント

その他のリソース

余談 1 : ポーリング間隔

各 AWS サービスのメトリック取得間隔(ポーリング間隔)は下記のドキュメントで公開されています。概ね 5 分ごととなっていますが一部例外もあります。

余談 2 : そもそもどうすれば?

New Relic の AWS インテグレーションを始める手順は、公式が丁寧なドキュメントを用意していますのでこちらを参照してください。

簡単に手順だけ説明すると、

  • New Relic Infrastructure のプランを有効にする(無料トライアル 30 日 or 有料)
  • INFRASTRUCTURE > AWS タブをクリック。「サービスを選べ」と言われるけど取りあえずどこかひとつクリックする

  • 表示された画面の指示、あるいはドキュメントに従って、監視対象の AWS アカウント上に IAM ロールを作成する
    • ポリシーは ReadOnlyAccess
    • Billing まわりのメトリックを撮りたい場合は、さらに指定通りのインラインポリシーを作成・アタッチ
  • New Relic の画面に戻り、監視したい AWS サービスにチェックを入れて完了

という感じです。

余談 3 : CloudWatch API

AWS インテグレーションが CloudWatch の API に依存している以上、API アクセスの上限と、アクセスにまつわるコストのところは押さえておきましょう。ちゃんとドキュメントが公開されています。

特にコストは意外とバカにできないので、必要なサービスだけ見るようにして、くれぐれも気軽にSelect allにチェックをしないようにお気を付けください。。。

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