2023年1~3月のCX事業本部メンバーのOSSコントリビュートについてご紹介します

2023.04.12

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CX事業本部@大阪の岩田です

四半期毎に恒例の?OSSコントリビュート紹介ブログです。

今回はクラスメソッド19期3Q にあたる2023年1月~3月のコントリビューション実績を紹介します。

OSSコントリビューション実績一覧

Baseline Environment on AWSのCDKコード修正

佐藤智樹さん によるBaseline Environment on AWS (Baseline Environment on AWS)へのコントリビュートです。

AWS CDKでEC2を構築する場合のサンプルテンプレートでLaunch Configurations(起動設定)という現在AWS側が推奨していない機能が使われていたため、Launch templates(起動テンプレート)を使うよう修正しています。

Rescript-React のstyle props追加

lee.byonghun さんがRescript-Reactのstyle propsにgapが存在しないことに気付いて追加の対応を行いました。

このPRを受けてrescript-compilerのリポジトリにも同様の修正が取り込まれたようです。

firecracker のパッケージ簡素化

firecracker へのコントリビュートです。エラー制御用の enum が thiserror の derive マクロを利用するように修正し、実装を簡素化しています。チマチマと修正を続けているこのシリーズにもようやく終わりが見えてきました。

AWS IoT TwinMakerのGetting Started改善に貢献

若槻さんがAWS IoT TwinMakerのGetting Startedを試していたところ、手順通りに進められない個所があったため、issueを起票しつつ不具合個所の特定と修正に協力しています。

issueはこちら

修正のPRはこちらです

ChatGPT用のCLI Tool “kabeuchi”を公開

夏目さんがChatGPTのAPIをCLIから叩くためのツールを作成し、OSSとして公開しています。詳しくは以下のブログを参照して下さい。こういった形で自分で開発したツールを公開できるのはすごいですね!

GitHubリポジトリはこちらです

https://github.com/sinofseven/kabeuchi

まとめ

今Qは少しボリューム少な目になってしまった感はありますが、今後も継続的にOSSにコントリビュートできるよう取り組んでいきたいと思います。そういえば近々OSS関連で何か新しい発表ができそうな予感が無きにしもあらず...

今後の活動にもご期待下さい