[アップデート]WorkSpaces用のCloudWatch自動ダッシュボードが強化されました
こんにちは、岩城です。
本日、表題のアップデートがありましたので紹介したいと思います。
忙しい方向けのまとめ
- 元々あったWorkSpaces用CloudWatch自動ダッシュボードに以下メトリクスが追加された
- Available: Sum
- Unhealthy: Sum
- SessionLaunchTime: Average
- ConnectionSuccess: Sum
- ConnectionFailure: Sum
- ConnectionAttempt: Sum
- InSessionLatency: Average
- SessionDisconnect: Sum
- UserConnected: Sum
- Stopped: Sum
- Maintenance: Sum
- What's Newに記載はありませんが、コンソールを確認すると「プレビューで強化しました」とある
- ダッシュボードは、追加されたメトリクス郡と既存のメトリクス郡に分かれている
ダッシュボードに新しく追加されたメトリクスを確認してみる
CloudWatchのダッシュボード
>自動ダッシュボード
>WorkSpacesを
選択します。
以下はWorkSpacesを1台起動した時のダッシュボード例になります。
メトリクス | 説明 |
---|---|
Available: Sum | 正常なステータスを返したWorkSpacesの数 |
Unhealthy: Sum | 異常なステータスを返したWorkSpacesの数 |
SessionLaunchTime: Average | セッションの開始に掛かる平均時間 |
ConnectionSuccess: Sum | 成功した接続の数 |
ConnectionFailure: Sum | 失敗した接続の数 |
ConnectionAttempt: Sum | 接続を試行した数 |
InSessionLatency: Average | WorkSpacesクライアントとWorkSpaces間のラウンドトリップの平均時間 |
SessionDisconnect: Sum | ユーザーが開始して失敗した接続を含む、閉じられた接続の数 |
UserConnected: Sum | ユーザーが接続しているWorkSpacesの数 |
Stopped: Sum | 停止中のWorkSpacesの数 |
Maintenance: Sum | メンテナンス中のWorkSpacesの数 |
AWSのWhat's Newにはプレビューの記載はありませんでしたが、コンソール上部のテキストに「プレビューで強化した」とあるのが気になっています。
新しいメトリクスを追加し、既存のAmazon WorkSpaces CloudWatch Automatic Dashboardをプレビューで強化しました。新しいAmazon WorkSpaces CloudWatch Automatic Dashboardのプレビュー版を見るには下に進んでください。 (DeepL翻訳)
本当にプレビューなのだとすれば、GAされるタイミングで内容が変わる可能性がありそうなので要注意です。
おわりに
WorkSpacesだけではなく、様々なAWSサービスのCloudWatch自動ダッシュボードが用意されています。
AWSサービスの監視を考えた際、複数のCloudWatchメトリクスが用意されており、どのメトリクスを監視すれば良いか迷うことがあります。
自動ダッシュボードをそのまま使用するのが最も手っ取り早いですが、ダッシュボードに設定されたメトリクスを確認し、AWS推奨のメトリクスが何かを知るにも有用です。
試してみてください。
本エントリがどなかたのお役に立てれば幸いです。