
2026年1月にリリースされたSnowflakeの新機能・変更点のまとめ #SnowflakeDB
2026年1月にリリースされたSnowflakeの新機能・変更点のまとめ記事になります。
※注意事項:本記事ではすべての情報についての記述はせず、特筆すべきだと感じた情報だけピックしております。基本的には以下の情報を参考にしておりますので、全ての最新情報を確認したい場合は下記のURLからご確認ください。
Jan 30, 2026: 新リージョンの追加
Snowflakeで利用可能な新しいクラウドリージョンが追加されました。
新しい利用可能リージョン一覧
| クラウドプラットフォーム | 地域 |
|---|---|
| Microsoft Azure | East US (Virginia) |
| Amazon Web Services(AWS) | Middle East (UAE) |
| Google Cloud Platform(GCP) | Australia Southeast 2 (Melbourne) |
詳細は以下をご参照ください。
Jan 30, 2026: IcebergとMicrosoft Fabricの双方向データアクセスが一般提供
Apache Icebergテーブルを介したSnowflakeとMicrosoft Fabric間の双方向データアクセス機能が一般提供となりました。
これにより、SnowflakeとMicrosoft Fabricの両環境間でシームレスにデータを共有・アクセスできるようになり、マルチクラウド環境でのデータ連携がより容易になります。
1) Fabric → Snowflake(Snowflake-managed Iceberg tables をFabricからクエリ)
- Fabric から Snowflake-managed Iceberg tables をクエリできます。
- 方法の要点:
- Snowflakeのstandard databaseをFabricに接続します。
- 既存のデータベースを選択することも、新規作成することも可能です。
- 接続後、Fabric側に「Snowflake-managedテーブルへアクセスするためのitem」が作成されます。
2) Snowflake → Fabric(OneLake tables with Iceberg metadataをSnowflakeからクエリ)
- Icebergメタデータを持つOneLakeテーブル(Fabric 側)をSnowflakeからクエリできます。
- 方法の要点:
- Fabricからテーブル情報を取得するために、OneLake table APIs用のREST catalog integrationを構成します。
- これにより、Fabric側のテーブル情報(メタデータ)をSnowflakeに提供できるようになります。
詳細は以下をご参照ください。
Jan 28, 2026: Google Cloud上のTSSのプライベート接続が一般提供
Google Cloud Platform(GCP)において、Tri-Secret Secureへのプライベート接続がBusiness Criticalアカウントでサポートされました。
詳細は以下をご参照ください。
Jan 27, 2026: AI_COUNT_TOKENS関数が一般提供
テキストのトークン数をカウントするAI_COUNT_TOKENS関数が一般提供となりました。
AI_COUNT_TOKENSは、指定したAISQL(Cortex AI/AI Functions) の呼び出しを前提に、入力プロンプト(および追加引数)のトークン数を推定して返すスカラ関数です。
下記関数が提供されています。
- AI_CLASSIFY
- AI_COMPLETE
- AI_EMBED
- AI_SENTIMENT
- AI_SIMILARITY
- AI_TRANSLATE
詳細は以下をご参照ください。
Jan 27, 2026: Apache SparkからクエリされるIcebergテーブルへのアクセスポリシー適用
Snowflake Horizon Catalogを介してApache Spark™からクエリするApache Icebergテーブルに下記ポリシーを適用できるようになりました。
- マスキングポリシー
- タグベースのマスキングポリシー
- 行アクセスポリシー
これらのポリシーを適用するには、まずSnowflakeで通常どおりポリシーを定義し、次にSparkでポリシーを適用するように設定する必要があります。
詳細は以下をご参照ください。
Jan 26, 2026: AI_PARSE_DOCUMENTでの画像サポートがプレビュー
AI_PARSE_DOCUMENT関数で画像ファイルの解析がプレビューとしてサポートされました。
これにより、PDFだけでなく、画像形式のドキュメントからもテキストや構造化データを抽出できるようになり、ドキュメント処理の適用範囲が拡大します。
想定ユースケース
- データのエンリッチ: 画像を抽出して視覚的コンテキストを付与
- マルチモーダルRAG: 画像+テキストで RAG の応答品質を改善
- 画像分類/タグ付け: 抽出画像を AI_EXTRACT や AI_COMPLETE に渡して自動解析
- ナレッジベース: テキストと画像を含むよりリッチな検索・推論用リポジトリを構築
- コンプライアンス: チャートや署名などの画像を抽出・解析し、規制/監査ワークフローに活用
詳細は以下をご参照ください。
Jan 23, 2026: ストレージライフサイクルポリシーのサポート拡張
ストレージライフサイクルポリシーのサポートが拡張されました。
- Azure COOL 層: Microsoft Azure でホストされているアカウントで COOL ストレージ層を使用するアーカイブ ポリシーを作成できるようになりました。
- Government regions: Amazon Web Services(AWS)および Microsoft Azure政府リージョンでストレージライフサイクルポリシーを使用できるようになりました。
詳細は以下をご参照ください。
Jan 23, 2026: External OAuth のネットワークポリシー
External OAuth認証に対してネットワークポリシーを適用できるようになりました。
External OAuthにおいて、External OAuthのsecurity integrationにネットワークポリシーを関連付けることで、クライアント→Snowflake(resource server)へのネットワークトラフィックを制限できます。
External OAuthのsecurity integrationにnetwork policyを設定すると、そのポリシーはユーザーに紐づくネットワークポリシーやアカウントに紐づくネットワークポリシーよりも優先されます(overrideされる)。
詳細は以下をご参照ください。
Jan 23, 2026: Native Appsのコンシューマーメンテナンスポリシーがプレビュー
Native Appsにおいて、コンシューマー側でメンテナンスポリシーを設定できる機能が追加されました。
Consumer-controlled maintenance policies は、Snowflake Native Appsのアップグレードに対して、コンシューマ(導入側)が 「特定の時間帯はアップデートさせない/指定時刻まで延期する」 ための仕組みです。
- アップグレードが準備でき、プロバイダが 新しい release directiveを設定すると、通常アップグレードが開始します。
- ただしコンシューマがメンテナンスポリシーを設定している場合、アップグレードは ポリシーで指定された開始日時まで遅延します。
詳細は以下をご参照ください。
Jan 22, 2026: AI_FILTER 関数が一般提供
自然言語の条件を使用してデータをフィルタリングできるAI_FILTER関数が一般提供となりました。
この関数を使用することで、複雑なSQL条件を記述することなく、自然言語でフィルタ条件を指定してデータを抽出できます。
詳細は以下をご参照ください。
Jan 22, 2026: AI_AGGおよびAI_SUMMARIZE_AGG関数が一般提供
AIを活用した集計関数であるAI_AGGおよびAI_SUMMARIZE_AGGが一般提供となりました。
- AI_AGG: 自然言語の指示に基づいてデータを集計
- AI_SUMMARIZE_AGG: テキストデータを要約して集計
これらの関数により、従来の集計関数では難しかった柔軟なデータ集計や要約が可能になります。
詳細は以下をご参照ください。
Jan 22, 2026: Document Processing Playgroundが一般提供
ドキュメント処理機能を試すための Playground が提供されました。
Snowsight上で、PDFや画像などのドキュメントをアップロードし、AI_EXTRACTとAI_PARSE_DOCUMENT関数を使用したドキュメント処理をインタラクティブに試すことができます。
詳細は以下をご参照ください。
Jan 21, 2026: ローカルアプリケーション向けSnowflake OAuth
ローカルで実行されるアプリケーション(デスクトップアプリ、CLIツールなど)向けのSnowflake OAuthサポートが追加されました。
Snowflake OAuth for local applications は、デスクトップアプリやローカルスクリプトなどの「ローカルアプリケーション」が、Snowflakeに対して OAuth 2.0 Authorization Code Flow で安全に認証するための推奨手法です。
特徴
- Snowflakeが OAuth Authorization Server として動作
- アプリ側がパスワード等の秘密情報を保持しなくて済む(運用負荷・漏えいリスク低減)
- External OAuth(外部IdPの構築)なしで導入できる
詳細は以下をご参照ください。
Jan 20, 2026: Shared Workspacesが一般提供
複数のユーザー間でWorkspaceを共有できる機能が追加されました。
Snowflakeの通常のワークスペースは個人開発向け(Private)ですが、Shared workspaceを使うことで、特定のロール(RBAC) に対してワークスペースを共有し、チームでの共同作業をSnowsight内で完結できます。
ワークスペースの種類
| 種類 | 目的 | 保管場所 |
|---|---|---|
| プライベート | 個人開発向けのデフォルトモード。アドホックな探索的データ分析(EDA)、管理タスク、プライベートプロジェクトに最適です。 | ユーザーの個人データベース(PDB) |
| Git同期 | Gitリポジトリに接続されたプライベートワークスペース。本番環境のワークロードや複雑な複数ファイルプロジェクトに最適です。 | 外部Gitリポジトリに同期されたユーザーのPDB |
| 共有 | Wiki形式のドラフトと公開モデルを使用した複数ユーザーによる共同作業。データベースとスキーマ内の RBAC スキーマオブジェクトとして共有されます。 | 標準データベースとスキーマ |
作成手順(Snowsight)
- Snowsight にサインイン
Projects » Workspaces- Create セクションで Shared workspace を選択
- ワークスペース名を指定
- 共有先の database/schema を選択
- 共有するロールを指定
- Create


詳細は以下をご参照ください。
Jan 16, 2026: External Lineageがプレビュー
Snowflake外部のデータソースやツールとのデータリネージを追跡できるExternal Lineage機能が追加されました。
SnowflakeのExternal lineageは、Snowflakeのネイティブなリネージ機能を拡張し、Snowflake外部のデータソース/データ宛先(ETLツールや外部DB等) まで含めて、エコシステム全体のデータフロー可視化を可能にする機能です。外部ツールが発行するリネージ情報を取り込み、Snowsight上のリネージグラフに統合表示します。

導入ワークフロー(全体像)
外部リネージ対応ツールを接続する基本ステップは以下です。
- エンドポイントへアクセスするユーザーに必要権限を付与
- ツール側を設定し、OpenLineageイベントをSnowflakeへ送信
- Snowflake REST APIに対応した認証方式を選択し、ツール側へ設定
- 通常運用するとイベントが自動送信され、Snowsightに反映
詳細は以下をご参照ください。
Jan 14, 2026: Workspace Replication(ワークスペースのレプリケーション)がプレビュー
Workspaceをリージョン間またはアカウント間でレプリケーションできる機能が追加されました。
これにより、災害復旧(DR)シナリオや、複数リージョンでの開発環境の同期が容易になります。ノートブックやファイルを含むWorkspace全体を別のアカウントやリージョンに複製できます。
考慮事項
- クエリ結果は複製されません。クエリ結果は、クエリが最初に実行されたアカウントにのみ保存されます。
- どのファイルに対しても、選択されたロール、ウェアハウス、データベース、およびスキーマコンテキストは複製されません。
詳細は以下をご参照ください。
Jan 12, 2026: Semantic Viewsのカスタム指示
Semantic Viewsを定義する際に、Cortex Analystに対して以下のカスタム指示を設定できる機能が追加されました。
- SQL文を生成する
- 質問を分類し、追加情報を求める
Semantic Viewsは、自然言語でデータにアクセスするための機能ですが、カスタム指示を追加することで、特定のビジネスルールや用語の解釈方法をLLMに指示できます。これにより、より正確で文脈に沿ったクエリ生成が可能になります。
Semantic Viewsについては下記記事が分かりやすいのでご確認ください。
詳細は以下をご参照ください。
Behavior Change Log
2026_01 バンドルが提供開始 ※デフォルトは無効化
10.1 (2026/1/19 - 2026/1/23 リリース)で、2026_01 バンドルが提供開始となりました。先に挙動を確かめたい場合には手動でバンドルを有効化してテスト可能です。
このバンドルは、2026年3月のリリースでデフォルトで有効化される予定となっています。
2025_07 バンドルがデフォルトで有効化
10.1 (2026/1/19 - 2026/1/23 リリース)で、2025_07 バンドルがデフォルトで有効化されました。
このバンドルは、2026年3月のリリースで一般的に有効化される予定となっています。
Modern Data Stack全般の最新情報
Snowflakeも含め、Modern Data Stack 全般の最新情報についても、定期的にブログにまとめて投稿されています!こちらもぜひご覧ください。







