AWS Control Tower で SecurityOU ベースラインステータスが「Not applicable」と表示されますが問題無いです

AWS Control Tower で SecurityOU ベースラインステータスが「Not applicable」と表示されますが問題無いです

2026.01.22

こんにちは、クラウド事業本部コンサルティング部のいたくらです。

はじめに

AWS Control Towerの「組織」画面を見ていたら、SecurityOU で「AWS Control Tower baseline status」と「AWS Configベースラインのステータス」が「Not applicable」と表示されていました。
「Not applicable(適用対象外)」って何だろう?と気になったので調べてみました。

なお、本記事の検証はランディングゾーンバージョン 4.0 で実施しています。

結論

「Not applicable」は正常な状態です。
SecurityOU は、Control Tower に登録される OU に適用されるベースライン(AWSControlTowerBaselineConfigBaseline)が適用されないため、「Not applicable」と表示されます。

実際のコンソール表示

3-1.png

以下コンソール画面の抜粋です。

名前 Control status AWS Control Tower baseline status AWS Configベースラインのステータス
SecurityOU Controls enabled Not applicable Not applicable
Audit Controls enabled 有効 有効になっていません
LogArchive Controls enabled 有効 有効になっていません

SecurityOU 自体は「Not applicable」ですが、配下の Audit アカウントや LogArchive アカウントは「有効」と表示されています。

なぜ SecurityOU は「Not applicable」なのか

ベースラインは OU 単位で適用される

Control Tower に登録された OU にはAWSControlTowerBaselineConfigBaselineといったベースラインが適用されます。しかし、SecurityOU にはこれらのベースラインは適用されません。

公式ドキュメントには以下のように記載されています。

AWS Control Tower ベースラインと AWS Config ベースラインは、セキュリティ OU および統合アカウントには適用されません。
引用:Key changes - AWS Control Tower

SecurityOU 配下のアカウントには専用ベースラインが適用される

SecurityOU 自体にはベースラインが適用されませんが、配下の共有アカウント(Audit、LogArchive)には専用のベースラインが適用されます。

アカウント 適用されるベースライン
Audit アカウント CentralConfigBaseline, CentralSecurityRolesBaseline
LogArchive アカウント LogArchiveBaseline

そのため、Audit や LogArchive アカウントの「AWS Control Tower baseline status」は「有効」と表示されます。

まとめ

  • SecurityOU で「Not applicable」と表示されるのは正常な状態
  • SecurityOU には AWSControlTowerBaselineConfigBaseline が適用されないため
  • 配下の Audit や LogArchive アカウントには専用ベースラインが適用されており、「有効」と表示される

この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
以上、クラウド事業本部コンサルティング部のいたくら(@itkr2305)でした!

参考ドキュメント

この記事をシェアする

FacebookHatena blogX

関連記事