
Claude Code v2.1.197〜v2.1.198 の主要アップデート - Claude Sonnet 5 の登場とClaude Fable 5 の再開!
クラウド事業本部の石川です。Claude Code の v2.1.197 〜 v2.1.198(2026/06/30 〜 2026/07/01)のアップデートをまとめてご紹介します。
アップデートサマリー
対象は 2 バージョン(v2.1.197 〜 v2.1.198、2026/06/30 〜 2026/07/01)で、公式 CHANGELOG で合計 33 件の変更が含まれます。新モデル Claude Sonnet 5 のデフォルト化 と Claude in Chrome の一般提供(GA) が目玉で、そのほかバックグラウンドエージェント関連の改善・修正が多数含まれています。また同時期の関連情報として、Claude Fable 5 が再開 され プロモーションアクセスが期間限定(2026/07/07まで) で再開され、再び利用できるようになっています(後述)。

注目のアップデート
- 新機能: Claude Sonnet 5 が登場し、Claude Code のデフォルトモデルになりました。ネイティブで 100 万トークンのコンテキストウィンドウに対応します(v2.1.197)
- 新機能: Claude in Chrome(Chrome ブラウザ操作機能)が一般提供(GA)になりました(v2.1.198)
- 新機能:
claude agentsから起動したバックグラウンドエージェントが、ワークツリーでのコード作業完了時に、自動でコミット・プッシュしてドラフト PR を開くようになりました(v2.1.198) - 不具合解消: 応答中の短時間のネットワーク断でターンが中断される問題が修正され、一時的なエラーは自動リトライされるようになりました(v2.1.198)
- 不具合解消: AWS 利用時に STS トークンの期限切れで「Please run /login」から先に進めなくなる問題が修正されました(v2.1.198)
対象バージョンと期間
| バージョン | 公開日 |
|---|---|
| v2.1.197 | 2026/06/30 |
| v2.1.198 | 2026/07/01 |
新機能
Claude Sonnet 5 がデフォルトモデルに(v2.1.197)
Claude Sonnet 5 が発表され、Claude Code のデフォルトモデルになりました。ネイティブで 100 万トークンのコンテキストウィンドウに対応し、8 月 31 日まではプロモーション価格(100 万トークンあたり入力 $2、出力 $10) で提供されます。利用するには v2.1.197 以降へのアップデートが必要です。
Claude in Chrome が一般提供(GA)に(v2.1.198)
Claude in Chrome が一般提供になりました。Claude in Chrome 拡張機能と連携して、Claude Code から Chrome ブラウザを操作し、Web アプリのテスト・コンソールログを使ったデバッグ・フォーム入力の自動化・ページからのデータ抽出などを行える機能です。
そのほかの新機能(v2.1.198)
claude agentsにバックグラウンドエージェント通知が追加されました。入力待ちになったセッションや完了したセッションがNotificationフック(agent_needs_input/agent_completed)を発火するため、フック経由でデスクトップ通知などに繋げられます- チャート・ダッシュボード設計ガイダンス用の
/datavizスキルが追加されました。実行可能なカラーパレットバリデータが付属します - Gateway の上流プロバイダとして Claude Platform on AWS(
anthropicAws)が追加されました。また model-not-found 応答時に、フェイルオーバー先の次の候補へ進むようになりました。Gateway 経由で Claude Code を利用している環境向けの変更です
関連情報: Claude Fable 5 が再び利用可能に
対象バージョンの CHANGELOG とは別の話題ですが、公式 X アカウントで「Fable 5 is back.」とアナウンスされ、Claude Fable 5 のプロモーションアクセスが再開されました。
期間限定で、追加費用なしにサブスクリプションプランの一部として利用できます。
- 期間は 2026/07/01 〜 2026/07/07 23:59:59(太平洋時間) です
- 対象は Pro・Max・Team、およびシートベース Enterprise プランのプレミアムシート(組織で有効化されている場合)です
- 期間中は週次利用上限の最大 50% まで Claude Fable 5 を追加費用なしで利用できます。上限到達後は usage credits で継続するか、他のモデルへ切り替えて残りの上限内で利用を続けられます
- Claude Code で利用するには v2.1.170 以降が必要です
- API 利用は対象外で、Claude API 経由の利用は標準レートで別途課金されます
なお、期間終了後はプランの週次利用上限には含まれなくなり、usage credits を通じて利用を継続できます。詳細は下記のサポート記事をご確認ください。
改善
- バックグラウンドエージェントが自動でドラフト PR を作成:
claude agentsから起動したバックグラウンドエージェントが、ワークツリーでのコード作業完了時に確認のため停止するのではなく、コミット・プッシュしてドラフト PR を開くまで自動で進めるようになりました(v2.1.198) - Explore エージェントのモデル継承: 組み込みの Explore エージェントが haiku 固定ではなく、メインセッションのモデル(上限は opus)を継承するようになりました(v2.1.198)
- 拡張思考設定の継承: サブエージェントとコンテキスト圧縮(compaction)がセッションの拡張思考(extended thinking)設定を継承するようになり、委任タスクの出力品質が向上しました(v2.1.198)
- フォーカスモードの改善: ターン中に起動されたサブエージェントがアクティビティサマリーに表示され、完了済みのバックグラウンド通知は 1 つのカウントに折りたたまれるようになりました(v2.1.198)
- API リトライ時の表示改善: 2 回目の試行以降はエラー理由が表示され、API 過負荷時にはステータスページへのリンクが表示されるようになりました(v2.1.198)
- サブエージェントへの指示の扱い: サブエージェントが、自身を起動したエージェントからのメッセージを通常のタスク指示として扱うようになりました。ただしエージェントのメッセージがユーザーの承認として扱われることは引き続きありません(v2.1.198)
claude agentsビューでの/login: 「利用できない」と表示される代わりにサインインダイアログが開くようになりました(v2.1.198)- シンタックスハイライトの精度向上: highlight.js 11 へのアップグレードにより、コードブロック・diff・ファイルプレビューの表示精度が向上しました(v2.1.198)
- SSH 接続時のショートカット表示: Mac から SSH で接続している場合、キーボードショートカットのヒントが alt/super ではなく opt/cmd で表示されるようになりました(v2.1.198)
修正(主要なもの)
安定性・操作性に関わる修正を中心に抜粋します。対象はいずれも v2.1.198 です。
- ネットワーク瞬断によるターン中断を修正: 応答の途中で発生する短時間のネットワーク断がターンを中断させる問題が修正されました。ECONNRESET のような一時的なエラーはバックオフ付きで自動リトライされます
- AWS 利用時の STS トークン期限切れを修正: Claude Platform on AWS および Mantle のセッションで、STS トークンの期限切れ時に「Please run /login」で行き詰まる問題が修正されました。
awsAuthRefreshが自動実行されます - タスクパネルの「Running」表示固着を修正: Web・デスクトップ・VS Code のタスクパネルで、バックグラウンドタスクが完了後やセッション再開後も「Running」のまま固まる問題が修正されました
- エージェントチームの停止時挙動を修正: API エラーで停止したチームメイトはリードに「failed」を報告し、応答しなくなったチームメイトにメッセージを送ると即座に再試行するようになりました
- 過剰なバックグラウンド分類リクエストを修正: サンドボックス化されたプロセスが同じネットワークホストへ繰り返しアクセスした際に、バックグラウンド分類リクエストが過剰に発生する問題が修正されました
/diffパネルの更新漏れを修正: セッション外でブランチを切り替えたりコミットした際に/diffパネルが更新されない問題が修正されましたclaude --bgと--print併用時の無言失敗を修正: アタッチ不能なセッションが黙って作成される問題が修正され、競合するフラグの組み合わせは事前に拒否されるようになりました- シンボリックリンク経由の条件付きルール不読込を修正: 対象ファイルにシンボリックリンク経由のパスでアクセスした場合に
.claude/rules/の条件付きルールが読み込まれない問題が修正されました - プランモード開始時の自動許可を修正: プランモードでセッションを開始した場合に、読み取り専用ツール呼び出しが自動許可されない問題が修正されました
- このほか、フルスクリーンモードでの表示(Markdown テーブル・URL 選択・Warp での Cmd+クリック)、macOS のバックグラウンドエージェント(ローカルネットワーク接続・再接続表示)、
claude attachのキー操作、/desktopや/branchの挙動、ワークフロー進捗ビューなど、多数の細かな不具合が修正されています。
破壊的変更・非推奨
/agentsウィザードが削除されました(v2.1.198): 今後サブエージェントを作成・管理するには、Claude に直接依頼する(例:「〇〇を行うサブエージェントを作成して」)か、.claude/agents/ディレクトリ内の定義ファイルを直接編集します
最後に
v2.1.197〜v2.1.198 は、Claude Sonnet 5 のデフォルト化と Claude in Chrome の GA に加え、バックグラウンドエージェントの自動ドラフト PR 作成やネットワーク瞬断時の自動リトライなど、日々の利用の安定性や自動化範囲を広げるアップデートが揃っています。Claude Sonnet 5 を利用するには v2.1.197 以降へのアップデートが必要です。また /agents ウィザードを使っていた方は削除の影響を受けるため、代替手段への移行をご確認ください。気になる変更があればアップデートして確認してみてください。
参考文献





