Claude Code v2.1.225〜v2.1.226 の主要アップデート - SendMessage の他マシン発信対応と認証まわりの修正

Claude Code v2.1.225〜v2.1.226 の主要アップデート - SendMessage の他マシン発信対応と認証まわりの修正

Claude Code v2.1.225〜v2.1.226の主要アップデートをまとめました。SendMessageが他マシンのセッションに発信できるようになったほか、認証やセッション周りの重要な修正が多数含まれています。本日は「SendMessage の他マシン発信」を試してみました。
2026.08.08

クラウド事業統括本部の石川です。Claude Code の v2.1.225 〜 v2.1.226(2026-08-07 〜 2026-08-08)のアップデートをまとめてご紹介します。新機能の数は多くありませんが、認証やセッションの取り回しに関わる修正がありますが、破壊的変更はありません。本日は「SendMessage の他マシン発信」を試してみました。

前回のアップデート記事はこちらです。

https://dev.classmethod.jp/articles/20260807-cc-updates-v2-1-224/

アップデートサマリー

対象は 2 バージョン(v2.1.225 〜 v2.1.226、2026-08-07 〜 2026-08-08)、CHANGELOG に記載された変更は 15 件です。内訳は新機能 2 件、セキュリティ・認証まわり 4 件、改善 1 件、修正 8 件で、破壊的変更と非推奨に該当する項目はありません。件数の大半は v2.1.225 に集中しており、Remote Control と認証まわりの安定化が中心の構成です。

注目のアップデート

SendMessage が他マシンのセッションに発信できるように(v2.1.225)

先日(v2.1.225)に引き続き、SendMessage は、他のマシンで動いている Remote Control セッションに名前を指定して会話を開始できるようになりました。ListAgents では name [ref] として表示されます。従来は、相手からメッセージが届いた後に返信することしかできませんでした。

手元のマシンから別マシンのセッションへ先に声をかけられるようになるため、複数マシンで作業を分担している方は使いどころがあると感じます。

使用量警告がゲートウェイの支出上限に対応(v2.1.225)

使用量警告がゲートウェイの支出上限(spend-limit)に対応し、上限到達メッセージに上限値・リセット時刻・運用者からのメッセージが表示されるようになりました。ゲートウェイ側も v2.1.225 である必要があります。

上限に達したときの表示に上限値・リセット時刻・運用者からのメッセージが並ぶため、社内でゲートウェイを運用している方は、問い合わせ対応の手数が減ると感じます。

claude agents にワークスペース信頼プロンプトを追加(v2.1.225)

信頼していないディレクトリに対して claude agents を起動した際、ワークスペースの信頼確認プロンプトが表示されるようになり、claude と同じ挙動になりました。

バックグラウンドエージェントを別プロジェクトのディレクトリで動かす機会がある方ほど、claude と同じ確認が挟まる意味は大きいと感じます。

CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN が短命トークンに差し替わる不具合を修正(v2.1.225)

一時的な 401 エラーによって、長期有効な CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN が保存済みログインの短命トークンに差し替えられ、再起動するまでヘッドレスセッションが壊れる不具合が修正されました。

CI やバッチで CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN を使っている方は、再起動するまで直らない種類の失敗だっただけに、優先的に上げる価値があると感じます。

macOS で MCP の OAuth サーバーが 401 を連発する不具合を修正(v2.1.225)

macOS でキーチェーンの読み取りがタイムアウトした後、MCP の OAuth サーバーが一度も認証されていないかのように 401 エラーを連発し、断続的に失敗する不具合が修正されました。

macOS で OAuth の MCP サーバーを常用していて、ときどき認証が外れたように見えていた方は、この修正で説明がつくかもしれないと感じます。

Remote Control のセッション再開で会話履歴が壊れる不具合を修正(v2.1.225)

非常に大きな会話がコンパクトされた後、Remote Control のセッションを再開すると会話履歴が壊れる不具合が修正されました。

長い会話を継続しながら Remote Control を使う方にとって、再開して初めて履歴の破損に気づく事態が避けられるのは大きいと感じます。

対象バージョンと期間

バージョン 公開日
v2.1.225 2026-08-07
v2.1.226 2026-08-08

新機能

  • SendMessage から他マシンの Remote Control セッションへ、名前を指定して会話を開始できるようになりました(v2.1.225)
  • 使用量警告がゲートウェイの支出上限に対応し、上限値・リセット時刻・運用者のメッセージが表示されるようになりました(ゲートウェイ側も v2.1.225 が必要)(v2.1.225)

セキュリティ・認証まわり

  • claude agents に、信頼していないディレクトリに対するワークスペース信頼確認プロンプトが追加されました(v2.1.225)
  • 一時的な 401 により、長期有効な CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN が保存済みログインの短命トークンに差し替えられる不具合が修正されました(v2.1.225)
  • macOS でキーチェーン読み取りのタイムアウト後に、MCP の OAuth サーバーが 401 エラーを連発する不具合が修正されました(v2.1.225)
  • auto モードで、自身の権限チェックがセーフティフィルターに拒否された場合にそれを連続ブロック回数へ数えてしまう不具合が修正されました。操作自体は引き続き拒否されますが、モデルにはリトライではなく次に進むよう伝えられます(v2.1.225)

改善

  • Remote Control で、Claude アプリから添付した写真が、別途ツール呼び出しでディスクから読み込まれるのではなく、そのまま Claude に渡されるようになりました(v2.1.225)

修正(主要なもの)

安定性・操作性に関わる修正を中心に抜粋します。

  • Remote Control の再開時に会話履歴が壊れる不具合を修正: 非常に大きな会話がコンパクトされた後、セッション再開時に会話履歴が壊れる問題が解消されました(v2.1.225)
  • セッション間メッセージの滞留を修正: ヘッドレスセッションおよび起動時に、セッション間メッセージが通知も有効期限もないまま保留され続ける問題が解消されました(v2.1.225)
  • self-hosted-runner の起動失敗の扱いを修正: claude self-hosted-runner--base-dir を作成・書き込みできない場合に、登録だけ済ませて全セッションが失敗し続けていたのが、起動時に明確なエラーを出して終了するようになりました(v2.1.225)
  • Claude Code on the web のセッション誤検知を修正: セッションが停止していると誤って報告され、再接続のたびに増え続けるイベントのバックログを再送する問題が解消されました(v2.1.225)
  • VSCode の Focus ビューの折りたたみを修正: 最新の TODO リスト・保留中の質問のコンテキスト・確定済みの回答が折りたたまれる問題が解消され、思考のみの折りたたみは「Thought for Ns」と表示され、そのターンが完了すると再度折りたたまれます(v2.1.225)
  • SendMessage の宛先取り違えを修正: いったん確認した Remote Control の宛先が、その一覧を再確認できなかった場合でも、同名のローカルセッションに差し替えられることがなくなりました(v2.1.225)
  • 地味に嬉しい修正: エージェント一覧で別プロジェクトのセッションにカーソルを合わせるだけで、次に起動するエージェントの開始ディレクトリが変わってしまう不具合が修正されました(v2.1.225)。カーソルを合わせただけで次のエージェントの作業場所が変わるのは気づきにくい類の事故なので、静かに効く修正だと感じます。
  • このほか、v2.1.226 では個別項目の記載がない不具合修正と信頼性の改善が入っています。

「SendMessage の他マシン発信」を試してみた

v2.1.225 で ListAgents がセッションを name [ref] 形式で表示するようになった点を、読み取り専用の範囲で確認します。

事前に別のターミナルでclaudeを実行して、/remane session-aでセッションの名前を確認しやすいように変更しておきました。

では、SendMessage による実送信は相手セッションに影響するため実行せず、一覧の表示のみを見ます。

# 一時ディレクトリ配下で実行(読み取り専用の ListAgents のみを許可)
% echo "ListAgents ツールを実行してください。" | claude -p --max-turns 1 \
  --allowedTools ListAgents --output-format stream-json --verbose > listagents.jsonl

# 出力された JSON Lines から、ツールの実行結果だけを取り出す
% jq -r 'select(.type=="user") | .message.content[]? | select(.type=="tool_result") | .content' listagents.jsonl
Peer sessions (1):
  session-a [845f99]  ·  interactive  ·  idle  ·  started 25s ago

セッション名の後ろに [845f99] のような参照が付き、name [ref] の形式で列挙されていることが確認できます。なお claude の終了コードは 1 になりますが、これは --max-turns 1 に到達したためで、ListAgents の実行自体は成功しています。

従来は相手からの発話待ちでしたが、こちらから名前を指定して仕事を振れるようになったのは、複数マシンで作業する際の自由度が上がると感じます。手元では Remote Control を接続していないため他マシンの行は確認できませんでしたが、表示形式は name [ref] で揃っていました。

最後に

今回の 2 バージョンは、新機能よりも認証・セッション周りの足回りを固める内容が中心だと感じます。ヘッドレス実行や MCP を常用している方ほど、上げておく価値が大きいのではないでしょうか。

気になる変更があればアップデートして確認してみてください。

参考文献

https://github.com/anthropics/claude-code/blob/main/CHANGELOG.md

https://code.claude.com/docs/en/changelog

https://dev.classmethod.jp/articles/20260807-cc-updates-v2-1-224/


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