[速報] 高いストレージパフォーマンスを実現する第2世代の AWS Nitro SSD が発表されました #reinvent
こんにちは、菊池です。
re:Invent 2021、2年ぶりの現地参加中です。先ほど聴講しましたリーダーシップセッション、CMP218-L Building on 15 years of compute innovation の中でEC2に関するたくさんのアップデートがアナウンスされました。その中から、AWSが独自に開発・提供するハイパフォーマンスなストレージ、AWS Nitro SSDを紹介いたします。
また、同時に以下の記事でも公式アナウンスがされました。
AWS Nitro SSD
これまでのNitro SSDは、主に昨年のre:Inventで発表されたEBSボリューム、io2 Block Express に使用されてきました。今回発表の第二世代となる AWS Nitro SSDは、同時に発表されたストレージ最適化インスタンスであるIm4gnとIs4genおよび、I4iインスタンスに使用され、今後登場するインスタンスにも採用されていくようです。
その特徴として、以下のような点があります。
- 大量書き込み時にもレイテンシスパイクを抑え、60%小さく抑えられたレイテンシ
- 高速で、ダウンタイムなしのファームウェアアップデートが可能に
- 全てのデータを少なくともAES-256エフェメラルキーにより暗号化
まとめ
最新世代となるAWS Nitro SSDは、明示的に特定のストレージで利用するものではなく、対象のインスタンスタイプを利用することで自動的に適用されるようです。新しいインスタンスタイプを使うことで、単にCPUやメモリのスペックが向上するだけではなく、Amazon Nitro SSDのような様々な恩恵を受けることができますので、積極的に新しいインスタンスタイプへ移行していくことが望ましいでしょう。