[Alteryx 2024.1 新機能] Designer Desktopで新しい関数が使えるようになりました! #alteryx
先日2024年5月1日に、Alteryx 2024.1 がリリースされました。
今回の Alteryx Designer 2024.1 では、フォーミュラツールなどで使える関数が追加されました。数式関数や文字列関数など、便利な関数が増えましたので、本記事で紹介いたします。
環境
- Alteryx Designer 2024.1
- Windows 10 Pro
追加された関数
Coalesce関数
文字列関数の一種で、引数のうち最初の非Null値を返却します。
- まず以下のデータがあるとします
F1
F2
F3
それぞれを引数に入れたときに、最初の非Null値を返却します
- 結果を確認すると、期待通りの値が返却されています
FindNth関数
フィールド上にある、指定の文字がN番目に現れる位置を返却します。
- まず以下のデータがあるとします
F1
列にある「o」の文字が1番目にある位置、2番目にある位置をそれぞれ確認します
- 結果を見ると、0から始まるインデックスでそれぞれ正しい位置が返却されているようです
IsLowerCase/IsUpperCase関数
IsLowerCaseの場合、フィールド上にある1文字以上の文字列のうちすべてが小文字である場合はTrue、大文字を含む場合はFalseを返却します。IsUpperCaseの場合は逆のルールですべてが大文字である場合Trueを返却します。
EqualStrings関数
フィールド同士を比較して、大文字小文字を区別し文字列が完全に一致する場合はTrue、1文字でも異なっていればFalseを返却します。
さいごに
今回は、 Alteryx Designer 2024.1 で使える新しい関数について紹介しました!