Interface Tools のご紹介 #Alteryx #19 | Alteryx Advent Calendar 2016
はじめに
こんにちは。セールスの大場です。 当エントリは『Alteyx Advent Calendar 2016』の19日目のエントリでございます。
今回「Excel でかな文字が入る際の対処方法」を紹介する予定でしたが truestar さんのブログにすでにあったので こちら を御覧ください。
ということで今回は予定を変更して Interface Tools を紹介したいと思います。Alteryx Designer では Interface Tools というものが用意されています。こちらはアプリやマクロの作成に使用されるもので、ユーザーの仕様に合わせてユーザインタフェースを実装することができます。
データを思いのままに加工したい場合は Designer 上で Workflow を作っていくことになりますが、やりたい処理がいつも一定という場合には該当 Workflow に対してユーザインタフェースを用意してあげると便利そうです。作成したものを Alteryx Gallary にアップしておけば、この処理をブラウザ経由で利用できるようになりますので、例えばですがユーザはインプットファイルを選んでアウトプットを受け取るだけ、というシンプルな運用が可能になります。
ワークフローとユーザインタフェースのイメージ
例えば以下のような Workflow があるとします。
1)Input:州、市、人口のデータをインプット(以下サンプルです)
2)Filter:特定の州に絞るためにフィルタリング 3)Sort:人口の少ない順にソート 4)Sample:情報量が多いのでサンプリング
こちらの Workflow に対して Interface Tools を使って以下のようなユーザインタフェースを作ることができます。
・Select a state:州を選択 ・Show smallest cities:人口が少ない順にソートするか否かの選択 ・Number of cities:アウトプットする市の数を指定
チュートリアル
サンプルのチュートリアルに Build an App というものがまさに上記のサンプルとなっています。 作り方をと思いましたが、動画があったのでこちらを貼っておきます。
Creating Analytic Apps with Alteryx Analytics
Alteryx Gallary から利用する
Alteryx Gallary にアップすると以下のようなイメージでブラウザ経由で利用できます。
・該当の Workflow から「Run」ボタン
・パラメータを設定して「Run」ボタン
・実行完了
インプットファイルをローカルから選択できるようにしたり、アウトプットで CSV を作成するようにするとより実用イメージに近くなりそうです。
さいごに
本日は Iterface Tool を紹介しました。今日紹介したのは Interface Tool のなかでも一部なので今後また他のツールも紹介できればと思います。
ということで Alteryx Advent Calendar 2016 | シリーズ | Developers.IO の19日目のエントリでした。明日は turestar さんによる「細分化されたAlteryxワークフローを一度に回してくれるRunnerマクロを使ってみた」です。ご期待ください。