Alteryx 2021.1 新機能:Alteryx Serverでのスケジュール実行のボトルネックを可視化する『Schedule Forecast』が登場しました

2021.02.26

こんにちは、データアナリティクス事業本部・新納(にいの)です。

現地時間2021年2月10日に2021年最初のリリースとなる、Alteryx 2021.1がリリースされました。時の流れは速いですね。今年も気が付けば終わってしまいそうです。ああああああ!

本エントリではAlteryx Serverの新機能である「Schedule Forecast」についてご紹介します。

Schedule Forecastとは

ワークフローのスケジュールをカレンダー形式で確認できる機能です。スケジュールされたジョブや実行可能な時間に基づいたヒートマップが30分間隔のタイムスロット内に表示されており、スケジュール実行のボトルネックとなり得る時間帯が可視化されます。

このヒートマップの色は「Total Job Time Needed(必要ジョブ時間の合計)÷ Total Job Time Capacity(ジョブ時間のキャパシティ合計)」の計算結果によって決まります。

(引用:Schedule Forecast: Admin Interface | Alteryx Help

Total Job Time Capacity

タイムスロット内でのジョブ実行時間キャパシティ。実際の値は「各ワーカーの同時実行ワークフロー数 * 30分」で算出します。

Total Job Time Needed

タイムスロット内でのワークフロー実行に必要な時間。(詳細は後述します)

実際に試してみた

実際にいろいろなワークフローをスケジュール実行してみました。

赤枠で囲った3:30pmのタイムスロットをみると、3つのジョブ(平均実行時間6分、60分、1分)がスケジュールされています。このタイムスロットにおいて、実行に60分かかるジョブのTotal Job Time Neededは30分となります。3:30pm~4:00pmのタイムスロット内で30分、4:00pm~4:30pmのタイムスロットで30分というように分けられるためです。

この環境ではワーカー数は1つのみで、ワークフローの同時実行数は1に設定しているので、Total Job Time Capacityは1×30分で30分となります。

Total Job Time Needed(67分) ÷ Total Job Time Capacity(30分) = 1.23となり、一番濃い色のヒートマップとなっています。この時間帯はスケジュール実行のボトルネックとなっていそうです。場合によってはワーカーノードや同時実行数を増やしたり、スケジュールを分散させたりする必要があります。

また、スケジュールされたジョブはフィルタして表示することも可能です。

まとめ

Alteryx Serverでスケジュールを俯瞰して確認できるようになり、ヒートマップでボトルネックも可視化できるように進化しました。特に同時実行数が限られてる中でスケジュールがタイトに設定されているケースでは役立ちそうです。