Amazon Connect AIエージェントの1ドキュメントあたりのサイズ上限が1MBから5MBに引き上げられ、上限緩和申請にも対応しました
はじめに
What's New でアナウンスは確認できませんでしたが、AWSドキュメントを見ると、Amazon Connect AIエージェントのナレッジベースに取り込める1ドキュメントあたりの最大サイズが、1MB から 5MB に拡張されていました。
さらに、5MB を超えるファイルについても、上限緩和申請(クオータ調整リクエスト)が可能になっていました。
以前は 1MB が上限であり、かつ上限緩和も不可でした。
今回のアップデートにより、より大きなドキュメントをナレッジベースに活用できるようになります。
Maximum size per document: 5 MB
ドキュメントあたりの最大サイズ:5 MB
https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/adminguide/amazon-connect-service-limits.html#connect-ai-agents-quotas
実際に Amazon Connect を作成し、S3 バケットと統合したうえで、5MB 弱のファイルを取り込み、AIエージェントが内容を読み取って回答できることを確認しました。
また、5MB 以上のドキュメントは読み込みができないことも確認しました。
ドキュメントの記載に注意
クオータページには 5MB と記載されていますが、2026年4月時点では、AIエージェントのセットアップ手順書には以下のように 1MB のまま 記載されています。
Connect AI agents support the ingestion of HTML, Word, PDF, and text files up to 1 MB.
Connect AI エージェントは、HTML、Word、PDF、およびテキストファイルの取り込みを最大 1 MB までサポートします。
https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/adminguide/ai-agent-initial-setup.html#q-content-types
実際の動作確認からも、デフォルトの最大サイズは 5MB が正しく、セットアップ手順書の「1MB」という記載は誤りです。この点についてはAWSにはフィードバックし、ドキュメントの修正が依頼ずみです。
クオータページの記載を正として認識しておくとよいでしょう。
この上限緩和は、Amazon Connectインスタンスレベルではなく、AWSアカウントレベルで申請する形です。
5MB を超えるファイルを扱う場合
5MB を超えるドキュメントを利用したい場合は、まず AWS サポートへ上限緩和申請を行います。
Note
To request a quota adjustment, please contact AWS Support.
クオータの調整をリクエストするには、AWS サポートにお問い合わせください。
https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/adminguide/amazon-connect-service-limits.html#connect-ai-agents-quotas
ただし、どこまで上限緩和できるかは不明です。
上限緩和申請が通らなかった場合や、より大きなドキュメントが必要な場合は、Amazon Bedrock Knowledge Bases との統合を検討するとよいでしょう。
Amazon Bedrock Knowledge Bases では各ファイルサイズが最大 50MB まで対応しています。Amazon Bedrock Knowledge Bases を作成して Amazon Connect と統合することで、Connect AIエージェントからより大きなドキュメントを参照できるようになります。
まとめ
Amazon Connect AIエージェントのドキュメント取り込みサイズ上限に関する変更点をまとめます。
- デフォルトの最大サイズが 1MB から 5MB に拡張された
- 5MB を超えるファイルは、上限緩和申請により対応可能(どこまで緩和できるかは申請次第)
- 上限緩和が通らない場合や 50MB 規模のドキュメントが必要な場合は、Amazon Bedrock Knowledge Bases との統合を検討する
- セットアップ手順書には依然として 1MB と記載されているが、正しくは 5MB
以前は 1MB という制約がボトルネックになるケースもあったかと思います。5MB への拡張と上限緩和の対応により、より実用的なナレッジベースを構築しやすくなりました。ぜひ活用してみてください。








