Amazon Connect AIエージェントで利用可能なモデルを ListModels API で確認できるようになりました
はじめに
Amazon Connect AIエージェントにおいて、指定した Assistant で利用可能なモデル一覧を取得する ListModels API が利用できるようになりました。
ListModels API を使うと、Amazon Connect AIエージェントの Assistant が存在する AWS リージョンで利用可能なモデルを確認できます。AWS CLI では aws qconnect list-models コマンドとして利用できます。
今回、東京リージョン ap-northeast-1 の Assistant に対して list-models を実行し、利用可能なモデル一覧を取得できることを確認しました。
本記事では、ListModels API の概要、AWS CLI での実行例、レスポンスで確認できる項目を紹介します。
ListModels API とは
ListModels API は、Amazon Connect AIエージェントの Assistant が存在するリージョンで利用可能なモデルを一覧取得する API です。
公式ドキュメントでは、指定した Assistant のリージョンによって利用可能なモデルが決まると説明されています。
Lists the models available to an Amazon Q in Connect assistant in the assistant's AWS Region. The available models are determined by the region of the specified assistant.
Amazon Connect AIエージェントの Assistant の AWS リージョンで利用可能なモデルを一覧表示します。利用可能なモデルは、指定した Assistant のリージョンによって決まります。
https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/APIReference/API_amazon-q-connect_ListModels.html
リクエスト構文は以下です。
GET /assistants/assistantId/models?aiPromptType=aiPromptType&maxResults=maxResults&modelLifecycle=modelLifecycle&nextToken=nextToken HTTP/1.1
assistantId は必須です。Assistant ID または Assistant ARN を指定できます。
AWS CLI で実行してみる
今回は AWS CloudShell から実行しました。リージョンは ap-northeast-1 です。
以下の値は例です。実際に試す場合は、自身の環境の Assistant ID に置き換えてください。
export ASSISTANT_ID="xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx"
list-models を実行します。
aws qconnect list-models \
--assistant-id "$ASSISTANT_ID"
今回の検証では、modelSummaries に複数のモデルが返りました。
レスポンス全体は長いため、一部を抜粋します。
{
"modelSummaries": [
{
"modelId": "global.anthropic.claude-haiku-4-5-20251001-v1:0",
"displayName": "Claude 4.5 Haiku (Cross-Region Global)",
"crossRegionStatus": "GLOBAL",
"supportsPromptCaching": true,
"supportedAIPromptTypes": [
"ANSWER_GENERATION",
"INTENT_LABELING_GENERATION",
"QUERY_REFORMULATION",
"SELF_SERVICE_PRE_PROCESSING",
"SELF_SERVICE_ANSWER_GENERATION",
"SESSION_SUMMARIZATION",
"EMAIL_OVERVIEW",
"EMAIL_RESPONSE",
"EMAIL_GENERATIVE_ANSWER",
"EMAIL_QUERY_REFORMULATION",
"CASE_SUMMARIZATION",
"NOTE_TAKING",
"ORCHESTRATION",
"ACW_SUMMARIZATION"
],
"modelLifecycle": "ACTIVE"
},
{
"modelId": "jp.amazon.nova-2-lite-v1:0",
"displayName": "Nova 2 Lite (Cross-Region JP)",
"crossRegionStatus": "REGIONAL",
"supportsPromptCaching": false,
"supportedAIPromptTypes": [
"ANSWER_GENERATION",
"INTENT_LABELING_GENERATION",
"QUERY_REFORMULATION",
"SELF_SERVICE_PRE_PROCESSING",
"SELF_SERVICE_ANSWER_GENERATION",
"SESSION_SUMMARIZATION",
"EMAIL_OVERVIEW",
"EMAIL_RESPONSE",
"EMAIL_GENERATIVE_ANSWER",
"EMAIL_QUERY_REFORMULATION",
"CASE_SUMMARIZATION",
"NOTE_TAKING",
"ORCHESTRATION",
"ACW_SUMMARIZATION"
],
"modelLifecycle": "ACTIVE"
},
{
"modelId": "anthropic.claude-3-haiku-20240307-v1:0",
"displayName": "Claude 3 Haiku",
"crossRegionStatus": "NONE",
"supportsPromptCaching": false,
"supportedAIPromptTypes": [
"ANSWER_GENERATION",
"INTENT_LABELING_GENERATION",
"QUERY_REFORMULATION",
"SELF_SERVICE_PRE_PROCESSING",
"SELF_SERVICE_ANSWER_GENERATION",
"SESSION_SUMMARIZATION",
"EMAIL_OVERVIEW",
"EMAIL_RESPONSE",
"EMAIL_GENERATIVE_ANSWER",
"EMAIL_QUERY_REFORMULATION",
"CASE_SUMMARIZATION",
"NOTE_TAKING",
"ACW_SUMMARIZATION"
],
"modelLifecycle": "LEGACY",
"legacyTimestamp": "2026-03-10T00:00:00+00:00",
"endOfLifeTimestamp": "2026-09-10T00:00:00+00:00"
}
]
}
今回の環境では、Claude、Amazon Nova、GPT OSS など複数のモデルが返りました。返却されるモデルは、指定した Assistant のリージョンやサービス側の対応状況によって変わるため、実際の利用前に自身の環境で確認するのがよさそうです。
特に、最新のモデルなどは Amazon Connect コンソール上のモデル選択画面にまだ表示されていない場合があります。 その場合でも、CLI や API で AI Prompt のモデルを変更できるケースがあるため、指定する modelId を確認する手段として ListModels API が役立ちます。
レスポンス項目
modelSummaries の主な項目は以下です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
modelId |
モデルの識別子 |
displayName |
モデルの表示名 |
crossRegionStatus |
クロスリージョン利用形態 |
supportsPromptCaching |
プロンプトキャッシュをサポートするか |
supportedAIPromptTypes |
モデルがサポートする AI Prompt type の一覧 |
modelLifecycle |
モデルのライフサイクル |
legacyTimestamp |
モデルが LEGACY として扱われる日時 |
endOfLifeTimestamp |
モデルが利用できなくなる日時 |
nextToken |
次ページがある場合に返るトークン |
crossRegionStatus には、NONE、REGIONAL、GLOBAL が返ります。AWS CLI ドキュメントでは、NONE は単一リージョンでのみ利用可能、REGIONAL はリージョナル推論、GLOBAL はグローバルなクロスリージョン推論として説明されています。
modelLifecycle には、ACTIVE または LEGACY が返ります。ACTIVE は利用が推奨されるモデル、LEGACY は利用可能だが非推奨のモデルとして説明されています。
フィルタして取得する
list-models では、--ai-prompt-type と --model-lifecycle で結果を絞り込めます。
modelLifecycle で絞り込む
ACTIVE のモデルだけ確認したい場合は、--model-lifecycle ACTIVE を指定します。
aws qconnect list-models \
--assistant-id "$ASSISTANT_ID" \
--model-lifecycle ACTIVE
LEGACY のモデルだけ確認したい場合は、以下です。
aws qconnect list-models \
--assistant-id "$ASSISTANT_ID" \
--model-lifecycle LEGACY
LEGACY のモデルには、legacyTimestamp や endOfLifeTimestamp が含まれる場合があります。モデルの移行計画を立てる際に確認しておくとよさそうです。
aiPromptType で絞り込む
特定の AI Prompt type をサポートするモデルだけ確認したい場合は、--ai-prompt-type を指定します。
例えば、回答生成に対応するモデルを確認する場合は以下です。
aws qconnect list-models \
--assistant-id "$ASSISTANT_ID" \
--ai-prompt-type ANSWER_GENERATION
aiPromptType を指定すると、その AI Prompt type をサポートするモデルのみが返ります。モデル変更時に、対象機能で利用できるモデルかどうかを確認しやすくなります。
まとめ
Amazon Connect AIエージェントで、Assistant のリージョンで利用可能なモデル一覧を取得する ListModels API が利用できるようになりました。
AWS CLI では aws qconnect list-models --assistant-id <Assistant ID> で確認できます。レスポンスでは、モデル ID、表示名、サポートされる AI Prompt type、モデルライフサイクル、プロンプトキャッシュ対応有無などを確認できます。
モデルの追加やライフサイクル変更を確認したい場合や、特定の AI Prompt type で利用できるモデルを確認したい場合に便利な API です。導入前には、自身の Assistant があるリージョンで実際に ListModels を実行し、利用可能なモデルを確認しておくとよさそうです。






