Amazon Connect AIエージェントで利用可能なモデルを ListModels API で確認できるようになりました

Amazon Connect AIエージェントで利用可能なモデルを ListModels API で確認できるようになりました

2026.06.09

はじめに

Amazon Connect AIエージェントにおいて、指定した Assistant で利用可能なモデル一覧を取得する ListModels API が利用できるようになりました。

https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/APIReference/API_amazon-q-connect_ListModels.html

https://awsapichanges.com/archive/changes/bd1fb2-wisdom.html

ListModels API を使うと、Amazon Connect AIエージェントの Assistant が存在する AWS リージョンで利用可能なモデルを確認できます。AWS CLI では aws qconnect list-models コマンドとして利用できます。

https://docs.aws.amazon.com/cli/latest/reference/qconnect/list-models.html

今回、東京リージョン ap-northeast-1 の Assistant に対して list-models を実行し、利用可能なモデル一覧を取得できることを確認しました。

本記事では、ListModels API の概要、AWS CLI での実行例、レスポンスで確認できる項目を紹介します。

ListModels API とは

ListModels API は、Amazon Connect AIエージェントの Assistant が存在するリージョンで利用可能なモデルを一覧取得する API です。

公式ドキュメントでは、指定した Assistant のリージョンによって利用可能なモデルが決まると説明されています。

Lists the models available to an Amazon Q in Connect assistant in the assistant's AWS Region. The available models are determined by the region of the specified assistant.

Amazon Connect AIエージェントの Assistant の AWS リージョンで利用可能なモデルを一覧表示します。利用可能なモデルは、指定した Assistant のリージョンによって決まります。

https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/APIReference/API_amazon-q-connect_ListModels.html

リクエスト構文は以下です。

GET /assistants/assistantId/models?aiPromptType=aiPromptType&maxResults=maxResults&modelLifecycle=modelLifecycle&nextToken=nextToken HTTP/1.1

assistantId は必須です。Assistant ID または Assistant ARN を指定できます。

AWS CLI で実行してみる

今回は AWS CloudShell から実行しました。リージョンは ap-northeast-1 です。

以下の値は例です。実際に試す場合は、自身の環境の Assistant ID に置き換えてください。

export ASSISTANT_ID="xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx"

list-models を実行します。

aws qconnect list-models \
  --assistant-id "$ASSISTANT_ID"

今回の検証では、modelSummaries に複数のモデルが返りました。

レスポンス全体は長いため、一部を抜粋します。

{
    "modelSummaries": [
        {
            "modelId": "global.anthropic.claude-haiku-4-5-20251001-v1:0",
            "displayName": "Claude 4.5 Haiku (Cross-Region Global)",
            "crossRegionStatus": "GLOBAL",
            "supportsPromptCaching": true,
            "supportedAIPromptTypes": [
                "ANSWER_GENERATION",
                "INTENT_LABELING_GENERATION",
                "QUERY_REFORMULATION",
                "SELF_SERVICE_PRE_PROCESSING",
                "SELF_SERVICE_ANSWER_GENERATION",
                "SESSION_SUMMARIZATION",
                "EMAIL_OVERVIEW",
                "EMAIL_RESPONSE",
                "EMAIL_GENERATIVE_ANSWER",
                "EMAIL_QUERY_REFORMULATION",
                "CASE_SUMMARIZATION",
                "NOTE_TAKING",
                "ORCHESTRATION",
                "ACW_SUMMARIZATION"
            ],
            "modelLifecycle": "ACTIVE"
        },
        {
            "modelId": "jp.amazon.nova-2-lite-v1:0",
            "displayName": "Nova 2 Lite (Cross-Region JP)",
            "crossRegionStatus": "REGIONAL",
            "supportsPromptCaching": false,
            "supportedAIPromptTypes": [
                "ANSWER_GENERATION",
                "INTENT_LABELING_GENERATION",
                "QUERY_REFORMULATION",
                "SELF_SERVICE_PRE_PROCESSING",
                "SELF_SERVICE_ANSWER_GENERATION",
                "SESSION_SUMMARIZATION",
                "EMAIL_OVERVIEW",
                "EMAIL_RESPONSE",
                "EMAIL_GENERATIVE_ANSWER",
                "EMAIL_QUERY_REFORMULATION",
                "CASE_SUMMARIZATION",
                "NOTE_TAKING",
                "ORCHESTRATION",
                "ACW_SUMMARIZATION"
            ],
            "modelLifecycle": "ACTIVE"
        },
        {
            "modelId": "anthropic.claude-3-haiku-20240307-v1:0",
            "displayName": "Claude 3 Haiku",
            "crossRegionStatus": "NONE",
            "supportsPromptCaching": false,
            "supportedAIPromptTypes": [
                "ANSWER_GENERATION",
                "INTENT_LABELING_GENERATION",
                "QUERY_REFORMULATION",
                "SELF_SERVICE_PRE_PROCESSING",
                "SELF_SERVICE_ANSWER_GENERATION",
                "SESSION_SUMMARIZATION",
                "EMAIL_OVERVIEW",
                "EMAIL_RESPONSE",
                "EMAIL_GENERATIVE_ANSWER",
                "EMAIL_QUERY_REFORMULATION",
                "CASE_SUMMARIZATION",
                "NOTE_TAKING",
                "ACW_SUMMARIZATION"
            ],
            "modelLifecycle": "LEGACY",
            "legacyTimestamp": "2026-03-10T00:00:00+00:00",
            "endOfLifeTimestamp": "2026-09-10T00:00:00+00:00"
        }
    ]
}

今回の環境では、Claude、Amazon Nova、GPT OSS など複数のモデルが返りました。返却されるモデルは、指定した Assistant のリージョンやサービス側の対応状況によって変わるため、実際の利用前に自身の環境で確認するのがよさそうです。

特に、最新のモデルなどは Amazon Connect コンソール上のモデル選択画面にまだ表示されていない場合があります。 その場合でも、CLI や API で AI Prompt のモデルを変更できるケースがあるため、指定する modelId を確認する手段として ListModels API が役立ちます。

レスポンス項目

modelSummaries の主な項目は以下です。

項目 内容
modelId モデルの識別子
displayName モデルの表示名
crossRegionStatus クロスリージョン利用形態
supportsPromptCaching プロンプトキャッシュをサポートするか
supportedAIPromptTypes モデルがサポートする AI Prompt type の一覧
modelLifecycle モデルのライフサイクル
legacyTimestamp モデルが LEGACY として扱われる日時
endOfLifeTimestamp モデルが利用できなくなる日時
nextToken 次ページがある場合に返るトークン

crossRegionStatus には、NONEREGIONALGLOBAL が返ります。AWS CLI ドキュメントでは、NONE は単一リージョンでのみ利用可能、REGIONAL はリージョナル推論、GLOBAL はグローバルなクロスリージョン推論として説明されています。

modelLifecycle には、ACTIVE または LEGACY が返ります。ACTIVE は利用が推奨されるモデル、LEGACY は利用可能だが非推奨のモデルとして説明されています。

フィルタして取得する

list-models では、--ai-prompt-type--model-lifecycle で結果を絞り込めます。

modelLifecycle で絞り込む

ACTIVE のモデルだけ確認したい場合は、--model-lifecycle ACTIVE を指定します。

aws qconnect list-models \
  --assistant-id "$ASSISTANT_ID" \
  --model-lifecycle ACTIVE

LEGACY のモデルだけ確認したい場合は、以下です。

aws qconnect list-models \
  --assistant-id "$ASSISTANT_ID" \
  --model-lifecycle LEGACY

LEGACY のモデルには、legacyTimestampendOfLifeTimestamp が含まれる場合があります。モデルの移行計画を立てる際に確認しておくとよさそうです。

aiPromptType で絞り込む

特定の AI Prompt type をサポートするモデルだけ確認したい場合は、--ai-prompt-type を指定します。

例えば、回答生成に対応するモデルを確認する場合は以下です。

aws qconnect list-models \
  --assistant-id "$ASSISTANT_ID" \
  --ai-prompt-type ANSWER_GENERATION

aiPromptType を指定すると、その AI Prompt type をサポートするモデルのみが返ります。モデル変更時に、対象機能で利用できるモデルかどうかを確認しやすくなります。

まとめ

Amazon Connect AIエージェントで、Assistant のリージョンで利用可能なモデル一覧を取得する ListModels API が利用できるようになりました。

AWS CLI では aws qconnect list-models --assistant-id <Assistant ID> で確認できます。レスポンスでは、モデル ID、表示名、サポートされる AI Prompt type、モデルライフサイクル、プロンプトキャッシュ対応有無などを確認できます。

モデルの追加やライフサイクル変更を確認したい場合や、特定の AI Prompt type で利用できるモデルを確認したい場合に便利な API です。導入前には、自身の Assistant があるリージョンで実際に ListModels を実行し、利用可能なモデルを確認しておくとよさそうです。

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