Amazon Connect AIエージェントでClaude Sonnet 4.6が利用できるようになっていました

Amazon Connect AIエージェントでClaude Sonnet 4.6が利用できるようになっていました

2026.06.10

はじめに

What's New でアナウンスは確認できませんでしたが、東京リージョンの Amazon Connect AIエージェントで、以下のモデルが選択できるようになっていました。

  • Claude Sonnet 4.6 (Cross-Region JP)
  • Claude Sonnet 4.6 (Cross-Region Global)

また、管理画面上のモデル表示も以前と変わっていました。以前はモデル ID がそのまま表示されていましたが、現在は Claude 4.5 Sonnet (Cross-Region JP) のような表示名で確認できるようになっています。

本記事では、管理画面上で確認できた表示変更と、CLI で確認した Claude Sonnet 4.6 の対応 AIプロンプトタイプについて整理します。

管理画面上で選択できました。また、モデル表示が分かりやすくなっていました

Amazon Connect AIエージェントの AIプロンプト作成画面で、以下のとおり Claude Sonnet 4.6 が選択できることを確認しました。

  • Claude Sonnet 4.6 (Cross-Region JP)
  • Claude Sonnet 4.6 (Cross-Region Global)

cm-hirai-screenshot 2026-06-10 8.47.45
AIプロンプト作成画面で Claude Sonnet 4.6 を選択できることを確認しました

あわせて、モデル選択画面の表示も以前より分かりやすくなっていました。

以前は、以下のようにモデル ID がそのまま表示されていました。

jp.anthropic.claude-sonnet-4-5-20250929-v1:0

brseqkxqlwfr04tzck9r
以前の画面では、モデル ID がそのまま表示されていました

現在は、以下のように表示名で確認できるようになっていました。

Claude 4.5 Sonnet (Cross-Region JP)

list-models のレスポンスでは、modelIddisplayName の両方を確認できます。

{
    "modelSummaries": [
        {
            "modelId": "global.anthropic.claude-haiku-4-5-20251001-v1:0",
            "displayName": "Claude 4.5 Haiku (Cross-Region Global)"
        }
    ]
}

以前、以下の記事で list-models API を紹介しました。

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-connect-ai-agent-listmodels-api/

このことから、管理画面では modelId ではなく displayName が表示されるようになったと考えられます。

モデル ID は API や CLI で指定する値として重要ですが、管理画面上でモデルを選択する場合は、Claude 4.5 Sonnet (Cross-Region JP) のような表示名のほうが分かりやすいです。特に、JPAPACGlobal などのクロスリージョン種別を画面上で見分けやすくなりました。

CLI で確認するとオーケストレーションタイプのみ対応していました

管理画面上では Claude Sonnet 4.6 を選択できましたが、対応している AIプロンプトタイプも確認しておきます。

以下のコマンドで、Amazon Connect AIエージェントで利用可能なモデル一覧を確認しました。

aws qconnect list-models \
  --assistant-id d28ddb7e-edee-4655-a8d3-02cf659d80f6

assistant-id は環境依存の値です。実行する場合は、ご自身の環境の Assistant ID に置き換えてください。

今回確認した結果では、Claude Sonnet 4.6 として以下の2つが返ってきました。

{
    "modelId": "jp.anthropic.claude-sonnet-4-6",
    "displayName": "Claude Sonnet 4.6 (Cross-Region JP)",
    "crossRegionStatus": "REGIONAL",
    "supportsPromptCaching": true,
    "supportedAIPromptTypes": [
        "ORCHESTRATION"
    ],
    "modelLifecycle": "ACTIVE"
}
{
    "modelId": "global.anthropic.claude-sonnet-4-6",
    "displayName": "Claude Sonnet 4.6 (Cross-Region Global)",
    "crossRegionStatus": "GLOBAL",
    "supportsPromptCaching": true,
    "supportedAIPromptTypes": [
        "ORCHESTRATION"
    ],
    "modelLifecycle": "ACTIVE"
}

整理すると、以下のとおりです。

modelId displayName crossRegionStatus supportsPromptCaching supportedAIPromptTypes modelLifecycle
jp.anthropic.claude-sonnet-4-6 Claude Sonnet 4.6 (Cross-Region JP) REGIONAL true ORCHESTRATION ACTIVE
global.anthropic.claude-sonnet-4-6 Claude Sonnet 4.6 (Cross-Region Global) GLOBAL true ORCHESTRATION ACTIVE

ポイントは、supportedAIPromptTypesORCHESTRATION のみである点です。

例えば、Claude 4.5 Sonnet や Nova 系モデルでは、以下のように複数の AIプロンプトタイプが含まれていました。

"supportedAIPromptTypes": [
    "ANSWER_GENERATION",
    "INTENT_LABELING_GENERATION",
    "QUERY_REFORMULATION",
    "SELF_SERVICE_PRE_PROCESSING",
    "SELF_SERVICE_ANSWER_GENERATION",
    "SESSION_SUMMARIZATION",
    "EMAIL_OVERVIEW",
    "EMAIL_RESPONSE",
    "EMAIL_GENERATIVE_ANSWER",
    "EMAIL_QUERY_REFORMULATION",
    "CASE_SUMMARIZATION",
    "NOTE_TAKING",
    "ORCHESTRATION",
    "ACW_SUMMARIZATION"
]

一方で、Claude Sonnet 4.6 は以下のみでした。

"supportedAIPromptTypes": [
    "ORCHESTRATION"
]

そのため、Claude Sonnet 4.6 が Amazon Connect AIエージェントで利用できるようになったとはいえ、すべての AIプロンプトタイプで選択できるわけではありません。

今回の確認範囲では、Claude Sonnet 4.6 はオーケストレーションタイプの AIプロンプトで利用できるモデルとして扱われていました。

Claude Sonnet 4.6 を選択する場合はアシスタントメッセージの事前入力に注意する

Amazon Connect AIエージェントの AIプロンプト作成については、以下の公式ドキュメントで説明されています。

https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/adminguide/create-ai-prompts.html

ドキュメントでは、以下のモデルのいずれかを選択した場合、AIプロンプトを保存する前に、テンプレートからアシスタントメッセージの事前入力を削除する必要があると説明されています。

us.anthropic.claude-sonnet-4-6

eu.anthropic.claude-sonnet-4-6

jp.anthropic.claude-sonnet-4-6

au.anthropic.claude-sonnet-4-6

global.anthropic.claude-sonnet-4-6

openai.gpt-oss-20b-1:0

openai.gpt-oss-120b-1:0

今回確認した以下の Claude Sonnet 4.6 も、この対象に含まれています。

  • jp.anthropic.claude-sonnet-4-6
  • global.anthropic.claude-sonnet-4-6

具体的には、テンプレート末尾の messages セクションにある以下のアシスタントメッセージの事前入力を削除します。

- role: assistant
  content: <message>

この事前入力は、AIエージェントの応答を <message> タグで包む形式に誘導するためのものです。Claude Sonnet 4.6 など一部モデルでは、このアシスタントメッセージの事前入力を残したまま保存しないよう注意が必要です。

特に既存テンプレートをコピーして利用する場合は、モデル変更後にそのまま保存できるとは限らないため、保存前にテンプレート内容を確認しておくのがよさそうです。

まとめ

東京リージョンの Amazon Connect AIエージェントで、以下の Claude Sonnet 4.6 を選択できるようになっていました。

  • Claude Sonnet 4.6 (Cross-Region JP)
  • Claude Sonnet 4.6 (Cross-Region Global)

CLI で確認したところ、supportedAIPromptTypesORCHESTRATION のみでした。また、AIプロンプト保存前にテンプレート内のアシスタントメッセージの事前入力を削除する必要がある点にも注意が必要です。

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