[Amazon Connect] 新旧CCPの利用方法について
1 はじめに
CX事業本部の平内(SIN)です。
Amazon Connect(以下、Connect)では、先月から、音声での対応に加えて、チャットでの利用も可能になっていますが、チャットが利用できるCCPは、既存のものとは違います。
今回は、この2種類のCCPの起動方法について確認して見ました。
1 ログインURL
Connectのコンソールに表示されているログインURLからログインすると、セキュリティプロファイルの数字とフローが、Enableかどうかで動作が変わります。
https://{インスタンス名}.awsapps.com/connect/login
(1) Disableの場合
こちらが、従来のデフォルトの動作です。ログインのあと、既存のCCPが表示されます。
(2) Enableの場合
Chat mode test が有効な場合、ダッシュボードが表示されます。そして、CCPのアイコンをクリックすると、チャットが利用可能なCCPとなります。
2 CCPのURL
(1) https://{インスタンス名}.awsapps.com/connect/ccp/
上記のURLから既存のCCPを表示させる事ができます。
(2) https://{インスタンス名}.awsapps.com/connect/ccp-v2/
上記のURLからチャット利用可能な新しいCCPを表示させる事ができます。
3 amazon-connect-streams
amazon-connect-streamsでは、上記のCCPのURLをccpUrlで指定することで、新旧を切り替えることできます。
const connect_instance_name = 'sample'; const region = 'ap-northeast-1'; const ccpUrl = `https://${connect_instance_name}.awsapps.com/connect/ccp-v2#/`; // 新CCPの場合 connect.core.initCCP(containerDiv, { ccpUrl: ccpUrl, loginPopup: false, // ログイン画面をポップアップしない region: region, softphone: { allowFramedSoftphone: true }, });
という事で、先日、公開しました、下記も新CCPに変更しました。
特に変更せず、そのんまま利用すると、以下のようになります。
4 最後に
今回は、新旧2種類のCCPの起動方法について確認して見ました。
2つのCCPは、どちらも自由に利用可能です。利便性を上げるためには、エージェントの作業内容(チャットの有無)によって、出し分ける必要があるかも知れません。