[Amazon Connect] コンタクトフローにバージョン管理機能が追加されました
1 はじめに
AIソリューション部の平内(SIN)です。
昨日より、Amazon Connect(以下、Connect)のコンタクトフローでバージョン管理ができるようになりました。
Amazon Connect Launches Contact Flow Versioning
これまで、コンタクトフローは、最後に保存又は、公開されたバージョンしか操作できなかったため、エクスポート(プレビュー)を使用して、ファイルとして管理したりしていました。 しかし、今回の新機能により、いつでも簡単に過去のバージョンに戻すことができます。
2 操作手順
新しくUIに追加された、ドロップダウンを使用して、ロールバック先のコンタクトフローのバージョンを選択します。
最新を選択すると、フローは最新の公開バージョンに戻ります。
「公開済み」及び「保存済み」の両方のバージョンに戻すことが可能です。
3 エクスポート・インポート
エクスポートでは、最新の情報だけが保存され、履歴は含まれていません。
インポートすると、履歴がまったく無い状態となります。
4 変更履歴の表示
ルーティング > 問い合わせフロー とたどって表示されるページの、左下にある「変更履歴の表示」を選択すると、変更履歴の一覧が表示できます。
こちらの一覧では、日付又はユーザー名でフィルターが利用可能です。
5 最後に
見た目は、ちょっと地味なバージョンアップかも知れませんが、バックアップや、バージョン管理を自分でしなくて良くなったので、かなりの恩恵を受けそうな気がします。
6 参考リンク
2019.06.25現在、英語版のドキュメントにのみ記載があります。