Amazon Connectは、次世代のAmazon Connectを無効化すると、料金体系が即切り替わるようになりました
はじめに
Amazon Connectで次世代のAmazon Connectを無効化すると、料金体系が即座に切り替わるようになりました。
今年、次世代のAmazon Connectという、AI機能がすべて無制限に使える新たな料金体系が導入されました。
次世代のAmazon Connectについては、以下のブログをご参照ください。
従来は、30日以内に無効化した場合でも、有効化してから30日間は次世代の料金体系が適用されていました。
AWSドキュメントには以下の記載がありました。
There is a minimum 30-day billing period.
If you disable within the 30-day billing period, prices apply until the 30-days elapse. Disabling is effective immediately after you are out of the original 30-day period; you revert to individual feature pricing
マネジメントコンソール上でも、無効化する際に以下の表示がありました。
これによってアクティブ化された個々のアプリケーションが無効になることはありません。Amazon Connect Plus を無効にした後もそれらのアプリケーションがまだ使用されている場合は、個々のアプリケーションの料金に基づいて課金されます。
Amazon Connect Plus を使用してから 30 日以内の場合は、30 日間が終わるまで引き続きアクセスでき、請求が行われます。詳細については、pricing page を参照してください。
5月20日頃、AWSドキュメントと料金ページを確認したところ、この制限の記載がなくなりました。
また、マネジメントコンソール上でも案内が以下のとおり変更されていました。
これによってアクティブ化された個々のアプリケーションが無効になることはありません。次世代の Amazon Connect を無効にした後もそれらのアプリケーションがまだ使用されている場合は、個々のアプリケーションの料金に基づいて課金されます。
そのため、次世代Amazon Connectを無効化すると、即座に従来の料金体系(個々の機能ごと)に切り替わります。
従来は、AI機能の中でも以下が高額でした。
次世代Amazon Connectを有効化し、これらの機能を少し検証した後に無効化すると、料金をほとんどかけずに試すことができます。
- Contact Lens(パフォーマンス評価) 1ユーザーあたり 12 USD/月
- 予測とスケジューリング 1ユーザーあたり 27 USD/月
- Amazon Q in Connect(セルフサービス) 1分あたり 0.20 USD
- Amazon Q in Connect(エージェントアシスタンス) 1ユーザーあたり 40 USD/月
デフォルトで有効化される
以前、Connectインスタンスを作成すると、デフォルトで必ず有効化される仕様に変更されていたことをブログで紹介しました。
現時点では、Connectインスタンス作成時に有効化を回避する方法はありません。
今回のアップデートにより、有効化されていても、すぐに無効化することで即座に従来の料金体系(個々の機能ごと)に変更できるようになりました。これは嬉しいですね。