[Amazon Connect] 着信した時間によって処理を分岐する 〜営業時間外は、丁重にお断りして電話を切る感じ〜

Amazon Connectを使用して、電話受付する場合、営業時間などを設定したいことがあると思います。 エージェントが不在となる営業時間外は、その旨をアナウンスして電話を切断するような流れです。 このような要件に対応できるように、問い合わフローでは、オペレーション時間を確認するというブロックがあり、これでフローの制御が可能です。 今回は、このブロックの利用について確認してみたいと思います。
2018.09.28

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1 はじめに

Amazon Connectを使用して、電話受付する場合、営業時間などを設定したいことがあると思います。 エージェントが不在となる営業時間外は、その旨をアナウンスして電話を切断するような流れです。

このような要件に対応できるように、問い合わフローでは、オペレーション時間を確認するというブロックがあり、これでフローの制御が可能です。

今回は、このブロックの利用について確認してみたいと思います。

2 オペレーション時間

オペレーション時間を確認するブロックの参照先となる オペレーション時間 自体は、オペレーション > オペレーション時間 で設定できます。

ここで、既存のオペレーション時間を編集したり、新たな設定を追加したりすることができます。

下記は、毎日、AM9:00〜PM5:00を営業としたものです。

3 オペレーション時間を確認する

オペレーション時間を参照して分岐する問い合わせフローは、下記のようになります。

オペレーション時間を確認するブロックでは、「時間内」と「時間外」で処理を分岐する事ができます。

オペレーション時間を確認するブロックは、デフォルトでは、有効になっているキューに紐付けられた オペレーション時間 が参照されますが、直接指定することもできます。

オペレーション時間キュー の関係については、下記をご参照下さい。

[Amazon Connect] 主要なキーワードのイメージ図を書いてみた

4 昼休みも設定できる

オペレーション時間の設定では、同じ曜日の設定を複数設定できますので、昼休みを表現したりすることも可能です。

5 最後に

時間に応じて処理を振り分けるだけであれば、今回のように オペレーション時間 を使用してブロックだけで設定することが可能です。

今回、色々試してみた結果、オペレーション時間 の設定は、問い合わせフロー とは、完全に独立しているようでしたので、時間を変更・保存すると、直ちにフローの挙動(条件分岐)が変化することを確認できました。