Amazon Connect アウトバウンドキャンペーンが東京リージョンで利用可能になりました
こんにちは。
繁松です。
はじめに
Amazon Connectのアウトバウンドキャンペーンが東京リージョンを含む3つのリージョンで利用可能になりました!
アジアパシフィック(ソウル)、アジアパシフィック(東京)、アジアパシフィック(シンガポール)で利用可能となっています。
アウトバウンドキャンペーンとは
アウトバウンドキャンペーンとは、地域の規制への準拠をサポートしながら、音声、SMS、Eメールでのコミュニケーションを通じて顧客に迅速にサービスを提供し、エージェントの生産性を向上させる機能です。
アウトバウンドキャンペーンでは顧客と電話が繋がった後に、エージェントに転送させることも、エージェントレスで自動音声応答(IVR)を利用することも可能です。
やってみる
前提条件
- Amazon Connectインスタンス作成済みなこと
- Amazon Connect インスタンスで発信通話が有効になっていること
- 顧客セグメントが作成されていること
- 顧客セグメントで設定された通知先に架電します。
アウトバウンドキャンペーンの有効化
東京リージョンのAmazon Connectインスタンスにも「Outbound campaigns」の項目が追加されています。
有効化を選択します。
暗号化を設定する場合は事前にKMSキーを作成する必要があります。
数分で有効になります。
アウトバウンド用コンタクトフローの作成
アウトバウンド発信時に利用するコンタクトフローを作成します。
今回はシンプルにプロンプトの再生ブロックのみを配置します。
アウトバウンドキャンペーンを作成する
Amazon Connectコンソールからアウトバウンドキャンペーンを開きます。
「キャンペーンを作成」を選択します。
キャンペーン名を入力し、顧客セグメントを選択します。
配信モード、コンタクトフロー、発信元の電話番号を選択し次に進みます。
タイムソーンを設定し次に進みます。
スケジュールを設定し公開します。
設定した時間になると電話がかかってきて、コンタクトフローに設定した音声が再生されました。
キャンペーンを開き、「分析の表示」を確認してみます。
アウトバウンドキャンペーンのパフォーマンスダッシュボードが開き、キャンペーンのパフォーマンスや、キャンペーン毎の進捗状況を確認することができます。
さいごに
アウトバウンドキャンペーンの東京リージョン対応を待っていた方も多いと思います!
東京リージョンの対応により、アウトバウンド業務の効率が向上し、大量の発信先に定期的に架電することが可能になります。
次回以降でアウトバウンドキャンペーンの活用方法等についてもブログにしていきたいと思います。
参考情報