[小ネタ]Amazon ConnectのキューARNをcsvで取得する
こんにちは。繁松です。
Amazon ConnectのキューのARNをまとめてcsvで確認したい時にCLIとjqコマンドを使って取得することがあったのでブログにしました。
やってみた
以下のコマンドでAmazon Connectのキュー名とキューARNをcsvで取得可能です。
aws connect list-queues --instance-id [AmazonConnectインスタンスID] | jq -r '.QueueSummaryList[] | select(.QueueType == "STANDARD") | [.Name, .Arn] | @csv' > QueueARN.csv
このような内容で取得できます。
"testQueue2","arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/queue/9e73654a-e963-4f35-8de6-0af7badfae45" "testQueue3","arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/queue/aa2246c2-f1de-4712-9c08-fb7ef8cb120e" "testQueue1","arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/queue/ac4085b4-cc9d-4e12-9a35-925486e5bd0d" "BasicQueue","arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/queue/ccfbdd91-a5e4-4620-a91d-4345884bb3d4"
エクセルで開いた場合
エクセルで開いたときに文字化けしたら(Windowsの対処方法)
1.対象のファイルをメモ帳で開きます。
2.名前を付けて保存を選択し、文字コードを[ANSI]に変更して保存します。
3.エクセルで開くと文字化けせず開けます。
QueueTypeをSTANDARDでフィルタリングしている理由
jqコマンドのselect(.QueueType == "STANDARD")でQueueTypeをSTANDARDでフィルタリングしています。
キューにはスタンダードキューとエージェントキューの2つのタイプがあります。
エージェントキューはエージェントを追加した時に自動で作成されるキューで、Amazon Connectユーザーインターフェイスのキューのページからは確認できない項目となっています。
エージェントキューとは
エージェントキューは[作業キューの設定]ブロック等でエージェントを指定する場合に利用されます。
エージェントキューはスタンダードキューよりも優先順位が高くなります。
例:
今回はスタンダードキューのARNのみを確認したかったのでフィルタリングしています。
エージェントARNの小ネタ
エージェントARNとエージェントキューARNはほとんど同じ内容です。
インスタンスIDの後に/queueが入るとエージェントキューARNになります。
エージェントARN arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/agent/05b2bec3-b888-458e-bd55-f9490ecd2fed エージェントキューARN arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/queue/agent/05b2bec3-b888-458e-bd55-f9490ecd2fed
さいごに
キューARNをまとめて確認したい時などにお役に立つと幸いです。
以上、繁松でした。