[小ネタ]Amazon ConnectのキューARNをcsvで取得する

2022.09.01

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こんにちは。繁松です。

Amazon ConnectのキューのARNをまとめてcsvで確認したい時にCLIとjqコマンドを使って取得することがあったのでブログにしました。

やってみた

以下のコマンドでAmazon Connectのキュー名とキューARNをcsvで取得可能です。

aws connect list-queues --instance-id [AmazonConnectインスタンスID] | jq -r '.QueueSummaryList[] | select(.QueueType == "STANDARD") | [.Name, .Arn] | @csv' > QueueARN.csv

このような内容で取得できます。

"testQueue2","arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/queue/9e73654a-e963-4f35-8de6-0af7badfae45"   
"testQueue3","arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/queue/aa2246c2-f1de-4712-9c08-fb7ef8cb120e"   
"testQueue1","arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/queue/ac4085b4-cc9d-4e12-9a35-925486e5bd0d"   
"BasicQueue","arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/queue/ccfbdd91-a5e4-4620-a91d-4345884bb3d4"

エクセルで開いた場合

エクセルで開いたときに文字化けしたら(Windowsの対処方法)

1.対象のファイルをメモ帳で開きます。
2.名前を付けて保存を選択し、文字コードを[ANSI]に変更して保存します。

3.エクセルで開くと文字化けせず開けます。

QueueTypeをSTANDARDでフィルタリングしている理由

jqコマンドのselect(.QueueType == "STANDARD")でQueueTypeをSTANDARDでフィルタリングしています。
キューにはスタンダードキューとエージェントキューの2つのタイプがあります。
エージェントキューはエージェントを追加した時に自動で作成されるキューで、Amazon Connectユーザーインターフェイスのキューのページからは確認できない項目となっています。

エージェントキューとは

エージェントキューは[作業キューの設定]ブロック等でエージェントを指定する場合に利用されます。
エージェントキューはスタンダードキューよりも優先順位が高くなります。
例:

今回はスタンダードキューのARNのみを確認したかったのでフィルタリングしています。

エージェントARNの小ネタ

エージェントARNとエージェントキューARNはほとんど同じ内容です。
インスタンスIDの後に/queueが入るとエージェントキューARNになります。

エージェントARN   
arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/agent/05b2bec3-b888-458e-bd55-f9490ecd2fed   
エージェントキューARN   
arn:aws:connect:ap-northeast-1:AWSアカウント番号:instance/e9d5debd-b18d-48d1-b2a5-31782fe9447e/queue/agent/05b2bec3-b888-458e-bd55-f9490ecd2fed

さいごに

キューARNをまとめて確認したい時などにお役に立つと幸いです。

以上、繁松でした。