Amazon Connect Tasksの最大有効期限が90日間までサポートされるようになりました
はじめに
Amazon Connect Tasksの有効期限が最大90日間まで設定可能になりました。
従来は最大30日間までの制限がありましたが、今回のアップデートにより90日間まで延長されました。
アップデートにより、以下のようなメリットがあります。
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長期間にわたるタスクの管理が容易に
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従来の30日間の制限では、完了までに1か月以上かかるタスクの管理が難しいケースがありました。今回のアップデートにより、以下のようなタスクをスムーズに管理できます。
- 自動車修理や保険請求の処理
修理の進捗確認や書類のやり取りが長期間にわたる場合でも、タスクを継続して管理できます。 - カスタマーサポートのフォローアップ
顧客対応の進捗を長期間追跡し、適切なタイミングでフォローアップできます。
- 自動車修理や保険請求の処理
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エスカレーションやフォローアップの柔軟性向上
- タスクの期限切れによる消失リスクが減少し、スーパーバイザーへのエスカレーションやフォローアップをスムーズに行えます。
例えば、顧客の問い合わせが長期間にわたる場合でも、タスクを継続することで適切に対応できます。
- タスクの期限切れによる消失リスクが減少し、スーパーバイザーへのエスカレーションやフォローアップをスムーズに行えます。
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エージェントの生産性向上
- タスクの期限を柔軟に設定できるため、エージェントは短期間で完了するタスクと長期間にわたるタスクを適切に管理できます。
これにより、タスクの優先順位を付けやすくなり、業務の効率化につながります。
- タスクの期限を柔軟に設定できるため、エージェントは短期間で完了するタスクと長期間にわたるタスクを適切に管理できます。
設定を確認してみる
作成済みのタスクテンプレートで、Expiry(有効期限)の設定可能な最大値が変更されたことを確認できます。
- 従来: 最大 43200分(30日)
- 現在: 最大 129600分(90日)
なお、129600分(90日)を超えて設定するとエラーになります。
デフォルトフィールドに正しくない「129601」が指定されています: 有効な「EXPIRY_DURATION」である必要があります
また、タスクのスケジュール可能期間(最大6日後まで)は変更されていません。
タスクは 6 日後までスケジュールできます。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/connect/latest/adminguide/create-task.html
まとめ
今回のアップデートにより、Amazon Connect Tasksの有効期限が最大90日間まで延長され、長期間のタスク管理が容易になりました。
エージェントの生産性向上や顧客対応の効率化に貢献し、より柔軟なタスク管理が可能になります。