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[アップデート] ネットワーク最適化されたAmazon EC2 C8ineインスタンスが発表されました(プレビュー) #AWSreInvent
こんにちは!クラウド事業本部のおつまみです。
2025年12月、AWSから第6世代Intel Xeon Scalable(Granite Rapids)プロセッサを搭載した、ネットワーク最適化されたAmazon EC2 C8ineインスタンスのプレビューが発表されました。
本記事では、C8ineインスタンスの特徴と性能について紹介します。
3行まとめ
- C6inと比較してvCPUあたりのパケット処理性能が最大2.5倍向上したネットワーク最適化インスタンス
- セキュリティアプライアンス、ファイアウォール、ロードバランサー、5G UPFなどに最適
- 現在プレビュー段階で、AWSアカウントチーム経由で利用申請が必要
C8ineインスタンスとは
C8ineインスタンスは、第6世代Intel Xeon Scalable(Granite Rapids)プロセッサと最新のAWS Nitro v6カードを搭載した、ネットワーク最適化されたコンピューティング最適化インスタンスです。
主な特徴
- プロセッサ: カスタム第6世代Intel Xeon Scalableプロセッサ(Granite Rapids)
- Nitroシステム: 最新のAWS Nitro v6カード
- パケット処理性能: C6inと比較してvCPUあたり最大2.5倍向上
- ネットワーク帯域幅: インターネットゲートウェイ経由で2倍の帯域幅
- ENI(Elastic Network Interface): C6inネットワーク最適化インスタンスの3倍
適したワークロード
データプレーンのパケット処理ワークロードに特化しており、以下のようなユースケースに最適です。
- セキュリティ仮想アプライアンス
- ファイアウォール
- ロードバランサー
- DDoS保護システム
- Telco 5G UPF(User Plane Function)アプリケーション
C6inとの性能比較
前世代の C6in インスタンスの発表から約3年経っていました。
比較は以下の通りです。
| 指標 | C8ine vs C6in |
|---|---|
| vCPUあたりのパケット処理性能 | 最大2.5倍向上 |
| インターネットゲートウェイ経由のネットワーク帯域幅 | 2倍向上 |
| ENI(Elastic Network Interface)数 | 3倍 |
プレビュー参加方法
C8ineインスタンスは現在プレビュー段階です。
利用を希望する場合は、AWSサポート経由でアカウントチームに連絡してプレビューへの参加申請を行う必要があります。
最後に
今回はAmazon EC2 C8ineインスタンスのプレビュー発表についてご紹介しました。
第6世代Intel Xeon Scalable(Granite Rapids)プロセッサとAWS Nitro v6カードを搭載し、C6inと比較してvCPUあたり最大2.5倍のパケット処理性能向上を実現しています。
セキュリティアプライアンス、ファイアウォール、5G UPFなど、ネットワークパケット処理が重要なワークロードを運用している場合、プレビューへの参加を検討する価値がありそうですね!
詳しい情報や参加申請については、AWSアカウントチームにお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
以上、おつまみ(@AWS11077)でした!








