[初心者向け] Amazon FSx for Windows File Server 学習用のワークショップをやってみた
哈喽大家好、コンサルティング部の西野です。
Amazon FSx for Windows File Server を触る機会がありそうなので、公式のワークショップを利用して概要を学習しました。
はじめかた
本ワークショップは Amazon FSx の学習用に作成されたチュートリアルであり、Amazon FSx for Lustre 用と Amazon FSx for Windows File Server 用の2種類が用意されています。
Amazon FSx On-Demand Workshops
こちらのリンクからワークショップのページに飛びます。
前述の通り Amazon FSx for Lustre 用と Amazon FSx for Windows File Server 用の2種類があるため、好きな方を選びワークショップを開始しましょう。
今回は Amazon FSx for Windows File Server 用のワークショップをやってみました。
環境
本ワークショップはあらかじめ用意されている CloudFormation テンプレートでスタックを作成するところから始まります。
スタックには上図のリソースが含まれており、関連リソースの準備に煩わされることなく効率よく Amazon FSx の重要なコンセプトを学習できます。
学べること
Amazon FSx for Windows File Server 用ワークショップには下記の項目が含まれています。
所要時間は各種リソース作成を含め2-3時間程度です。
- Amazon FSx コンソールの概要
- Windows インスタンスからのファイル共有使用(マウント)
- ファイル共有の作成
- ファイル共有の管理
- Amazon FSx リモート管理用CLIの使用
- ストレージパフォーマンステストツール DiskSpd の使用
- データ重複排除の有効化
- シャドウコピー (VSS) の有効化
- 転送時暗号化の強制
- スループット容量の拡張
- ストレージ容量の拡張
操作手順を録画した gif が各ページに添付されているため、そちらを参照しつつ特に詰まることなく最後まで進められました。 (英語が苦手な方でも問題ないと思います。)
注意点
- CloudFormation テンプレートに含まれる AWS Managed Microsoft AD の作成に時間がかかるため、ワークショップ冒頭のスタック作成完了まで40分程度かかります。何か別のことをしてゆっくり待ちましょう。
- 本ワークショップでは AWS の 無料利用枠を超えるリソースが作成されます。終了後には不要なリソースを削除するようにしましょう。
終わりに
このブログがほんの少しでも世界を良くできれば嬉しいです。
コンサルティング部の西野 (@xiyegen) がお送りしました。