[アップデート] Amazon Kendra がセマンティック機能のサポート言語を追加し、日本語も利用可能に #reInvent
いわさです。
Amazon Kendra でセマンティック検索のサポート言語が追加されました。
FAQ や ドキュメントランキング、質問応答など、Kendra ではいくつかのセマンティック機能と呼ばれているものが存在します。
これまでは英語以外はシンプルなキーワード検索のみが可能でした。
本日のアップデートでサポート言語がいくつか追加され、日本語も対象となりました。
本来はもう少しデータソースを十分に検索し回答を引き出すような質問を投げるところまでやりたかったのですがそこは時間がかかりすぎるのでこのアップデート紹介記事では日本語 CSV を使った FAQ の実行までを試してみます。
使ってみる
日本語での機能は拡張されましたが、引き続き東京リージョンでは利用出来ませんのでご注意ください。
今回は Developer Edition で試しました。
インデックス作成後に FAQ やデータソースを追加します。
検索をいくつか試してみました。
あまりテストデータのパターンが良くなかったかもしれませんが、従来の単純なキーワード検索よりもキーワードがヒットした数ではなく意図を理解して優先度をつけてくれている。ような気がします。もう少しデータパターンを増やして検証したいところです。
変更前と比較しないとピンとこねぇという感じはしますが。
さいごに
本日は Amazon Kendra がセマンティック機能のサポート言語を追加し、日本語も利用可能になったので試してみました。
あまり Kendra の利用実績がまだ少ない気がするので日本語を使った際の変更前の挙動のサンプルが圧倒的に少なくていまいち比較が出来ていません。
過去に検索した際は単純なキーワードヒット率でだけ判定されていたと思います。
今回追加された言語は、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、日本語、韓国語、中国語 です。
追加された言語でのセマンティック機能を早速試してみてください。