[アップデート] Amazon OpenSearch ServiceがEBS gp3ボリュームタイプをサポートしました

[アップデート] Amazon OpenSearch ServiceがEBS gp3ボリュームタイプをサポートしました

Clock Icon2022.07.29

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はじめに

こんにちは。大阪オフィスの林です。

2022年7月28日のアップデートにて、Amazon OpenSearch ServiceがEBS gp3をサポートしたと発表がありました。

EBS gp3を使用すると、お客様はストレージ容量に関係なくパフォーマンスをプロビジョニングでき、OpenSearch Serviceの既存のgp2ボリュームよりもGBあたり9.6%低い価格で、より優れたベースラインパフォーマンスを提供できます。さらに、gp3を使用すると、R5、R6g、M5、M6gインスタンスファミリーでより高密度のストレージを利用できるようになり、コストをさらに最適化するのに役立ちます。

コスパが良いので、gp3ボリュームに対応しているインスタンスタイプをご利用の際はご検討頂ければと思います。
なお、gp3ボリュームをサポートしているインスタンスタイプは下記ドキュメントの「EBSボリュームサイズのクォータ」のgp3にサイズの値があるものを見て頂くと一目で分かります。(N/Aとなっているものはサポートされていないインスタンスタイプになります)

やってみた

今回は既存のgp2ボリュームでデプロイされているOpenSearchドメインをgp3に変更していきたいと思います。対象のOpenSearchドメインを選択します。

EBSボリュームタイプがgp2になっていますので「編集」を選択します。

EBSボリュームタイプからgp3を選択します。Advances settingsを展開するとProvisioned IOPSProvisioned Throughput (MiB/s)の設定もできるので要件に応じて設定します。※今回はデフォルトのままで進めます。

Blue/Greenのデプロイが行われるか(ダウンタイムが発生するか)事前に確認することが可能なのでチェックしてみます。

Blue/Greenのデプロイが行われるため、少なからずダウンタイムは発生する模様です。実際に変更する際はメンテナンス時間帯等での実施をご検討頂ければと思います。

それでは元の手順に戻り「変更の保存」を選択します。

ステータスが「処理中」になるので暫く待ちます。※サイズ等のスペックにも依存するかもしれませんが、今回の検証では10GiBのストレージサイズで約30分程度掛かりました。

ステータスが「アクティブ」になりました。

対象のOpenSearchドメインの詳細を確認するとgp3に変更されていました。

まとめ

具体的な費用はまだ料金ページに反映されていませんので不明ですが、リリースページにも記載があった通り「既存のgp2ボリュームよりもGBあたり9.6%低い価格」とのことなので、コスト最適化の1つの手段としてgp3の採用もご検討頂ければと思います。

以上、大阪オフィスの林がお送りしました!

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