Amazon Pinpointのメッセージテンプレートでタグが使えるようになりました
いわさです。
今朝のアップデートで、Amazon Pinpointのメッセージテンプレートでタグが使えるようになりました。
タグが設定出来るようになったことで、メッセージテンプレートの整理や制御に使えるのは結構嬉しいと思います。
設定
設定方法は簡単で、テンプレート編集画面でタグを追加・設定することができます。(ひとつのリソースあたり最大50個)
何が嬉しいのか
フィルタリングに使える
メッセージテンプレート一覧画面でフィルタリング時にタグで絞り込むことが出来るようになりました。
Pinpointでは簡単なメッセージから、ワークフローで分岐させて送信するメールマーケティングまで、たくさんのメールテンプレートを作成します。
これは大量のメッセージテンプレートで溢れて管理が大変になりがちです。
キャンペーンのタイミングによってはメールテンプレートの生存期間もばらつきがあるので、削除するのも簡単ではないと思います。
今後は、タグを使うことで絞り込めるので管理が便利になります。
タグベースのアクセスコントロールが出来るように
Pinpointのリソースはタグベースのアクセス制御に対応しています。
メッセージテンプレートでもタグベースでのIAMポリシー制御が出来るようになりました。
例えば、開発者には本番テンプレートの削除や参照はできないようにするとか、タグの所有者みたいなものを決めて管理するとか、色々と制御が出来るようになります。
タグを許可しているポリシーだと以下のように通常どおり操作や編集が可能です。
ポリシーで許可されてないタグが設定されているメッセージテンプレートだと以下のようにアクションを実行出来なくなります。
誤った送信・削除・編集などのリスクを緩和できそうですね。
前述のとおりメッセージテンプレート多くなりがちなので、タグベースで一括で制御出来るのは嬉しいと思います。
さいごに
本日はAmazon Pinpointに追加された、メッセージテンプレートのタグ機能を紹介しました。
うまく使うとこれまで運用回避していた部分や煩雑な設定が必要だった部分が解消されるシーンもありそうです。是非使ってみてください。