[アップデート] Amazon Quick が東京リージョンで利用可能になりました

[アップデート] Amazon Quick が東京リージョンで利用可能になりました

2026.03.25

はじめに

Amazon Quick が東京リージョン (ap-northeast-1) で利用可能になりました。
フランクフルト (eu-central-1) とロンドン (eu-west-2) でも追加になっています。

Quick_-_Home.png

なにが嬉しいのか

東京リージョンで Amazon Quick の機能が利用可能になったことにより、既存の Quick Sight ダッシュボードを Quick の新機能のデータソースとして活用できます。以前は海外リージョンでしか Quick の機能が使えず、既存の Quick Sight 資産を活かすには海外リージョンでの再構築が必要で現実的ではありませんでした。今回のアップデートで、東京リージョンの既存ダッシュボードを活かせます。

また、Quick の機能をこれから使い始めたいユーザーにとっても朗報です。東京リージョンで Quick Chat Agents や Quick Flows などの機能を利用できます。海外リージョンを選択する必要がなくなり、データの所在地やレイテンシーを気にせずに導入を進められます。ただし、後述するクロスリージョン呼び出しが発生するため内容をご確認ください。

現在の Author および Admin ユーザーは、2026 年 4 月 30 日までプロモーションとして Quick Suite の Enterprise ユーザーの機能にアクセスできます。東京リージョンで試すなら今がチャンスです。

そもそも Amazon Quick とは

Amazon Quick は、旧 Amazon QuickSight がリブランドされ Quick Suite になり、そのあと更に名前が変更されたサービスです。

Amazon_QuickSight_視点で読み解く_Quick_Suite_-_Google_スライド.png

詳細は Quick Suite へリブランディングされたときの記事をご参照ください。

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-quick-suite-agentic-ai-powered-workspace/

東京リージョンでの対応内容

東京リージョンでは Amazon Quick の全機能がサポートされました。

機能 ひとことで言うと
Spaces ダッシュボード、PDF、テキスト、外部データを集約し、AI の参照元にする
Chat Agents 社内データを元に回答する AI チャットボット
Research 複数ソースを横断して調査し、調査結果をレポートにまとめる
Flows 自然言語でワークフローを生成・実行、定型業務の自動化
Automate Flows の強化版、Flows でできない複雑な要件に対応

ちょっと触ってみた

Spaces, Chat Agents, Research, Flows の動作確認は、東京リージョンで取りましたが問題なく動きました。

Spaces にファイルをアップロードしました。

Quick-16.png

Spaces の内容を元に回答するチャットボットを作成しました。

Quick_-_チャットエージェント-9.png

アップロードした PDF ファイルの内容に基づいた回答をしてくれました。

Quick_-_チャットエージェント-8.png

Flows などの検証結果は割愛しますが、海外リージョンで使ってたの同様に利用できました。

クロスリージョン呼び出しについて

Chat Agents、Research の Web 検索機能ではクロスリージョン呼び出しが発生します。東京リージョンからの Web 検索リクエストは us-east-1 (バージニア北部) で処理されます。

スクリーンショット 2026-03-25 12.26.28.png

今回追加された 3 リージョンについて

ロンドン (eu-west-2) だけはクロスリージョン推論 (CRIS) の対象外でした。

リージョン Web 検索の処理リージョン
東京 (ap-northeast-1) us-east-1 (バージニア北部)
フランクフルト (eu-central-1) eu-west-1 (アイルランド)
ロンドン (eu-west-2) eu-west-1 (アイルランド)

まとめ

Amazon Quick が東京リージョンで利用可能になりました。既存の QuickSight ダッシュボードを Quick の新機能と連携できるのが大きなメリットです。海外リージョンでの再構築が不要になり、既存の BI 資産をそのまま活かせます。

最後に改めて、2026 年 4 月 30 日までは Author および Admin ユーザーもプロモーションで Enterprise 機能を利用できます。東京リージョンで Quick の機能を試す絶好のタイミングです!

参考

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