PdMとWebプロデューサーの違いはなにか

2021.07.07

今日は弊社クラスメソッド創立記念日です。 その魂とでも言うべきブログを書こうということで、改めてPdMのお仕事について書いてみます。

PdMってなんだろう

ここでいうPdMとはプロダクトマネージャー (Product Manager) という意味ですがこの略称「PdM」を目にするようになったのは最近のことです。 私の名刺にこの言葉が載ったのクラスメソッドにジョインした昨年からです。

思い返せば1999年から「Webプロデューサー」という肩書きで働いてきましたが、その役割とやってきたことはいまのPdMと同じだと感じています。 もちろんビジネス、マーケット、技術、組織が変化したことでこの仕事で求められることや手法もずいぶん変化しました。

私たちも「PdMとは何なのか?」という根本的な問いをこの1年間自ら問いかけ議論してきました。 クラスメソッド株式会社CX事業本部のPdMとしての定義は朧げながらみえてきました。(これについてはまた改めて。)

「PdM」の言い出しっぺ

さてこの「PdM」という言葉、ざざっとググってみると2013年にこのような記事が書かれているのを見つけました。 このRon Lichtyさんこそが「PdM」の言い出しっぺのようです。

▼"PM"s - Silicon Valley Project Management
https://svprojectmanagement.com/pms

書き出しは「PMと呼ばれる人と会話をしているけれど種類を定義する必要がある」としています。

I am repeatedly in conversations with someone who refers to “PMs”. And I have to figure out which kind of PM they’re talking about.

その内訳をみっつに分類しています。

▪ if you’re a project manager you think those are all about project managers
▪ if you’re a product manager you think those are all about product managers
▪ if you’re a program manager you think those are all about program managers

「私が活動の中で提唱してきた略語」として挙げています。

PjM == Project Manager
PdM == Product Manager
PgM == Program Manager

日本のIT産業において「PM」と呼ばれている人の多くは「PjM」つまりプロジェクトマネージャーでした。 PjMが見るべき対象はプロジェクトであり、ひとつの目的のためにワークする組織とその進捗を管理するものでした。

この「見るべき対象」の変化が昨今のPdMの萌芽だと言えます。

Webプロデューサーとはなんだったのか?

「Webプロデューサー」を名乗っていたころ、私はB2Cサービスの企業にいたため、担当しているプロダクトの利用者はコンシューマー(一般消費者)でした。

この「見るべき対象」はあまり明確ではありませんでしたが各方面の責任者としてあらゆる振る舞いをしてきました。

  • 利用者に対してプロダクトを提供する責任者
  • 社内上層部(経営層や株主)に対してビジネスとして成立させる責任者
  • プロジェクトに対して開発運用を束ね導く責任者

つまり顔の向きによってあらゆる方面の責任を負うのがWebプロデューサーでした。

しかし突き詰めるとプロダクトへの責任とも言えます。 このプロダクトをうまくマネージできれば三方ヨシ、つまりWebプロデューサーとはPdMだったと言えるのではないでしょうか。

受託開発におけるPdMとは

PdM職を募集しているのはプロダクトで自ら事業展開する企業が多いようです。 一方で企業顧客のプロダクトを開発運用する受託開発のPdMはそれらとなにか違うのでしょうか?

私は現在受託開発のPdMを担当していますが自社事業のPdMとの違いは感じていません。 プロダクトの意義と目的にはじまり、どうやって実現し、どのように向上して行くかをお客さまと一緒に考え進めていきます。 これはクラスメソッドならではかもしれません。

また事業会社のPdMでは得られない経験として多種多様な業界のさまざまなプロダクトに関われるということが挙げられます。 これは非常に刺激的です。

クラスメソッドのPdMとして

私はクラスメソッドにジョインしたこの一年間に4件のプロダクトを担当してきています。

ここでいう「プロダクト」とは「案件」という言葉で置き換えられるかもしれませんが、私たちクラスメソッドは常にプロダクトをみています。 またお客さまのビジネスをよく知り、我々のナレッジや技術を踏まえた上で新たなプロダクトの提案もおこなっています。

事業会社でのWebプロデューサー時代は利用者の笑顔こそがこのうえない喜びでした。 いまのクラスメソッドのPdMとしての仕事では、それに加えてお客さまの笑顔という要素が増えました。 この達成感はここでしか味わえないかもしれません。      

あらためて、クラスメソッド株式会社CX事業本部ではPdMを募集しています。

▼プロダクトマネージャー (ネイティブアプリ、LINEミニアプリ、Webアプリ) https://careers.classmethod.jp/requirements/cx-product-manager/

興味ある方はカジュアルにお話もできますのでお気軽にご連絡ください。