【アップデート】Amazon Aurora PostgreSQL を数秒で立ち上げ、接続も簡単にできる「エクスプレス構成」が追加されました!

【アップデート】Amazon Aurora PostgreSQL を数秒で立ち上げ、接続も簡単にできる「エクスプレス構成」が追加されました!

2026.03.26

こんにちは、フニです。

本記事では、Amazon Aurora PostgreSQL にエクスプレス構成が追加され、数秒でデータベースクラスターを作成・接続できるようになったアップデートについてご紹介します。

アップデート概要

Amazon Aurora PostgreSQL に「エクスプレス構成(Express Configuration)」が新たに追加されました。
これにより、Aurora Serverless データベースを数秒で作成し、すぐにクエリを実行できるようになります。

従来の Aurora PostgreSQL クラスターでは、VPC のセットアップやセキュリティグループ、パスワード管理などが必要でした。
エクスプレス構成では、VPC 外で動作するクラスターが自動的に作成されるため、そういった前提作業も不要になります。
ただし、ネットワーク構成が従来とは異なりますので、本番環境での利用時はセキュリティ要件を十分に確認してください。

詳細は以下の公式ドキュメントをご参照ください。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-aurora-postgresql-database/

やってみた

前提

  • RDS 作成に十分な権限を持っていること
  • PostgreSQL に接続可能な環境があること (psqlなど)

エクスプレス構成でのクラスター作成

  1. AWS マネジメントコンソールにサインインし、Amazon RDS のコンソールを開きます。

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  1. 左側のナビゲーションペインで「データベース」を選択し、「データベースの作成 - エクスプレス設定で作成」をクリックします。

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  1. 必要に応じて設定を変更し、「データベースの作成」をクリックします。

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  1. 数秒でクラスターのステータスが「利用可能」に変わります。従来の作成方法と比較して、大幅に短縮されていることが確認できます。

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データベースへの接続

  1. 作成されたクラスターの詳細ページで、「接続とセキュリティ」タブを開きます。エンドポイントが表示されます。

エクスプレス構成では VPC 外で動作し、インターネットアクセスゲートウェイが組み込まれているため、PostgreSQL のワイヤプロトコルに対応した任意のクライアントから直接接続できます。

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  1. IAM 認証トークンを取得します。

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  1. 取得したトークンを使用して、psql などの PostgreSQL クライアントで接続します。
psql "host=<クラスターエンドポイント> port=5432 dbname=postgres user=<ユーザー名> password=<認証トークン> sslmode=require"

今回はデフォルト値のまま作成してますので、以下のように入力しました。
接続までに少し時間がかかる場合がありますので、入力後は接続できるまで待機してください。

  • ユーザー名:postgres
  • 認証トークン:取得した IAM 認証トークンをそのまま貼り付ける

動作確認

  1. 接続後、簡単なクエリを実行してデータベースが正常に動作していることを確認します。
SELECT version();
SELECT current_database(), current_user;

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  1. テーブルの作成とデータの挿入も問題なく行えることを確認します。
CREATE TABLE test_table (id SERIAL PRIMARY KEY, name TEXT, created_at TIMESTAMP DEFAULT NOW());
INSERT INTO test_table (name) VALUES ('express-config-test');
SELECT * FROM test_table;

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エクスプレス構成により、VPC 設定やセキュリティグループの事前準備なしに、数秒で Aurora PostgreSQL クラスターを作成・接続できることが確認できました。

注意点

  • エクスプレス構成で作成されたクラスターは VPC 外で動作するため、ネットワーク構成が従来とは異なります。本番環境での利用時はセキュリティ要件を十分に確認してください
  • IAM 認証トークンには有効期限があります(通常 15 分)。長時間の接続にはトークンの再取得が必要です

さいごに

今回は、Amazon Aurora PostgreSQL のエクスプレス構成により、数秒でデータベースクラスターを作成・接続できるようになったアップデートをご紹介しました。

VPC やネットワーク設定の事前準備が不要になったことで、データベースの検証・プロトタイピング作成のハードルが大幅に下がった嬉しいアップデートですね!

この記事が誰かの助けになれば幸いです。

参考

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/amazon-aurora-postgresql-database/
https://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/AuroraUserGuide/Aurora.AuroraPostgreSQL.html

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