AWSはついに宇宙を飛ぶのか? #reinvent
こんにちは、つくぼし(tsukuboshi0755)です!
皆さん、宇宙に行った事はありますか?
宇宙飛行士がロケットに乗って宇宙に飛び立ち、様々な体験を経た後に無事帰還するニュースを、小さい頃から見てきた方は多いかと思います。
そして今年のre:inventでは、11/29(火)に開催された"Adam Selipsky Keynote"の一番最初で、「AWSと宇宙」がテーマとして取り上げられました。
本記事では、Keynoteでも取り上げられていたAWSが実施した宇宙実験について、公式ブログを元に紹介したいと思います!
公式ブログ
リンク
要約
- AWSは、過去 10 か月にわたって地球低軌道 (LEO) で実施された宇宙実験により、周回衛星上でのAWSコンピューティング及び機械学習ソフトウェアの実行に成功した事を発表した。
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今後AWSが衛星運用できる可能性も示唆されており、衛星運用者が使い慣れたAWSツールを使用して、宇宙船とより効率的に通信ができるようになるかもしれない。
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D-Orbitは、AWSコンピューティングおよび機械学習サービスを地球観測(EO)画像に適用することで、周回するION衛星に直接搭載された大量の宇宙データを迅速に分析できるようになった。
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またミッションに不可欠なツールを含むAWSソフトウェアプロトタイプは、Unibapと別のAWSパートナーによって構築された、宇宙仕様の処理ペイロードに統合され、ION衛星に統合された後宇宙に打ち上げられた。
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実験全体を通して、様々なMLモデルを衛星センサーのデータに適用し、雲や山火事の煙などの空の特定のオブジェクトと、建物や船などの地球上のオブジェクトの両方を迅速かつ自動的に識別できるようになった。
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また未加工の衛星画像とデータセットは通常非常に大きいため、大きなデータファイルを小さなファイルに分割する方法を作成し、ファイル転送の自動管理をより容易なものにした。
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今日、AWS、Unibap、および D-Orbit は、当初の一連のテスト目的を超えて、軌道上で生データを処理するための追加のアプローチや、より洗練されたデータ配信方法といった新しい機能をテストし続けている。
感想
宇宙でAWSリソースの運用が可能になるかもしれない...という事で、非常にワクワクする記事でした。
今後宇宙衛星上に配置されたAWS専用ハードウェアで、EC2やLambdaといった基本的なコンピューティングサービスや、それらを用いた機械学習サービスが使用できるようになる時代が来るのでしょうか。
またもしかしたら、AWSのリージョンに「宇宙」が追加され、将来DR構成を宇宙衛星上に作る...なんて事も起こり得るのかもしれないですね。(少し飛躍しすぎかもしれませんが)
今後AWSが行う宇宙実験には、ぜひ注目してみたいと思います。
最後に
今回はKeynoteに取り上げられた「AWSと宇宙」というテーマについて、ブログ記事を元に紹介させて頂きました。
個人的には、宇宙に作られたAWSハードウェアを用いて、AWSコンソール上で検証できる日が来るのが楽しみだなあと思いました。
時間の流れが早い現代において、宇宙上に存在するAWSリソースを活用するようになるのも、そう遠くはない未来なのかもしれませんね。
以上、つくぼし(tsukuboshi0755)でした!