【AWS Backup】異なる OS の EC2 インスタンスは同一バックアップボールトで管理できるのか

【AWS Backup】異なる OS の EC2 インスタンスは同一バックアップボールトで管理できるのか

Clock Icon2024.12.15

この記事は アノテーション株式会社 AWS Technical Support Advent Calendar 2024 | Advent Calendar 2024 - Qiita 15 日目の記事です。

はじめに

こんにちは、中村です!
AWS Backup において、異なる OS の EC2 インスタンスのバックアップは同一バックアップボールト内で管理できるのかについて、 Linux と Windows のインスタンスを使用して検証を行います。

なお、AWS Backup には多様な機能が存在するため、サービスの全体像について詳しく知りたい方は、以下のブログ記事をご参照ください。

https://dev.classmethod.jp/articles/aws-backup-perfect-understand/

検証環境

使用した EC2 インスタンス (AMI):

  • Linux 環境
    • OS:Amazon Linux 2023 AMI
  • Windows 環境
    • OS:Microsoft Windows Server 2025 Base

結論

AWS Backup では、異なる OS(Linux と Windows)の EC2 インスタンスを同一のバックアップボールトで管理することができます!

やってみた

まず Linux と Windows の EC2 インスタンスを起動します。
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続いて AWS Backup で EC2 インスタンスのバックアップを格納するバックアップボールトを作成します。

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バックアッププランの作成では、バックアップルールにてバックアップの取得日時、頻度、保持期間を設定します。
バックアップルールの設定項目にバックアップボールトの選択があるため、事前に作成したバックアップボールトを指定して紐付けを行います。

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次に、作成したバックアッププランにリソースを割り当てる設定を行います。
今回の検証目的は「異なる OS の EC2 インスタンスを同一のバックアップボールトで管理することができるか」の確認であるため、
冒頭の手順で作成した Linux と Windows のインスタンス ID を指定します。

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バックアップルールで指定したバックアップ開始時間後にバックアップボールトを確認したところ、
指定した Linux と Windows の両インスタンスについて、それぞれバックアップ(復旧ポイント)が正常に作成されていることを確認できました。

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まとめ

検証の結果、「異なる OS の EC2 インスタンスを同一のバックアップボールトで管理することができるか」という問いに対して、Linux と Windows のインスタンスの場合は可能であることが確認できました。
この検証結果が、AWS Backup を利用する方々の参考になれば幸いです。

参考資料

アノテーション株式会社について

アノテーション株式会社は、クラスメソッド社のグループ企業として「オペレーション・エクセレンス」を担える企業を目指してチャレンジを続けています。「らしく働く、らしく生きる」のスローガンを掲げ、様々な背景をもつ多様なメンバーが自由度の高い働き方を通してお客様へサービスを提供し続けてきました。現在当社では一緒に会社を盛り上げていただけるメンバーを募集中です。少しでもご興味あれば、アノテーション株式会社WEBサイトをご覧ください。

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