AWS Batch コンピュート環境の AMI 更新有無がバッチイメージステータスで確認できるようになりました
はじめに
AWS Batch のコンピュート環境で使用している AWS 管理の AMI が最新の AMI を使っているかどうかをマネージメントコンソールから確認する手段がありませんでした。今回追加されたバッチイメージステータスにより、最新か、アップデートが利用可能かが一目で確認できるようになりました。

確認結果
対象は AWS Batch 管理の AMI を使っている環境のみです。カスタム AMI や起動テンプレートで AMI を固定している環境ではバッチイメージステータスは確認できません。
| 確認方法 | 確認できること |
|---|---|
| AWS Batch コンソールの一覧画面 | 全コンピュート環境の AMI ステータスを一覧で確認 |
| AWS Batch コンソールの詳細画面 | 特定環境のステータスを確認 |
| AWS CLI | batchImageStatus フィールドを JSON で取得可能 |
確認してみた
前提として、バッチイメージステータスは AWS Batch 管理の AMI を使っている環境でのみ確認できます。カスタム AMI(imageIdOverride、非推奨の imageId、起動テンプレートでの AMI 指定)では batchImageStatus フィールド自体が返りません。
AMI status information appears only for AWS Batch-managed AMIs. The status does not appear when images are specified in imageId (deprecated), imageIdOverride, or in the default launch template. The status does not appear when the compute environment has a launch template override. For more information on AMI selection, see AMI selection order.
https://docs.aws.amazon.com/batch/latest/userguide/managing-ami-versions.html
マネージメントコンソールから確認する
AWS Batch コンソールを開きます。左メニューの「(コンピュート)環境」を選択します。更新可能な AMI を使っているコンピュート環境があると、一覧上部に警告バナーと対象の環境名が表示されます。

すべての環境をまとめて確認したい場合は、右上の歯車アイコンから「バッチイメージステータス」列を有効化します。デフォルトでは非表示です。

列を有効化すると、一覧で各環境のステータス(最新 / アップデートが利用可 / -)が確認できます。「アップデートが利用可」の行には「今すぐ更新」リンクが並び、そのまま更新に進めます。

これは見やすい。
コンピュート環境の詳細画面から確認する
一覧で対象のコンピュート環境名をクリックします。

「コンピューティングリソース」タブの「EC2 設定」セクションに「バッチイメージステータス」列が追加されています。

AWS CLI で確認する
describe-compute-environments の出力から batchImageStatus を取得します。
aws batch describe-compute-environments \
--region ap-northeast-1 \
--query 'computeEnvironments[].{name:computeEnvironmentName, ec2Config:computeResources.ec2Configuration}' \
--output json
[
{
"name": "ec2-spot-env4",
"ec2Config": [
{
"imageType": "ECS_AL2",
+ "batchImageStatus": "UPDATE_AVAILABLE"
}
]
},
{
"name": "devio-20260414",
"ec2Config": [
{
"imageType": "ECS_AL2023",
+ "batchImageStatus": "LATEST"
}
]
}
]
補足: EC2 起動前のコンピュート環境はステータスが空欄
作成後に一度も EC2 を起動していないコンピュート環境では、バッチイメージステータスは空欄になります。

一度ジョブを投入して EC2 インスタンスが起動するとステータスが表示されました。

AWS Health から確認も可能
AMI ステータスの確認と合わせて、今回のアップデートでは AWS Health Planned Lifecycle Event も追加されました。AWS Health コンソールの「スケジュールされた変更」タブで確認できます。

AWS Batch 管理 AMI のライフサイクルイベント(サポート終了など)が発生すると、AWS Health がイベントを発行します。EventBridge でこのイベントをキャッチして通知も可能です。
{
"source": ["aws.health"],
"detail-type": ["AWS Health Event"],
"detail": {
"service": ["BATCH"],
"eventTypeCode": ["AWS_BATCH_PLANNED_LIFECYCLE_EVENT"],
"eventTypeCategory": ["scheduledChange"]
}
}
参考: AWS Health Planned lifecycle events - AWS Batch
まとめ
バッチイメージステータスで AWS Batch 管理 AMI の更新有無が一目で確認できるようになりました。対象は AWS Batch 管理 AMI のみで、カスタム AMI や起動テンプレートで AMI を固定している環境は対象外です。その場合は従来どおり自前での AMI 管理が必要になります。
おわりに
UPDATE_AVAILABLE が出ている環境はコンピュート環境を更新して最新 AMI に切り替えましょう。AWS Health の Planned Lifecycle Event を EventBridge で拾う仕組みはお好みで。
なにより、Amazon Linux 2(AL2)から AL2023 への移行を検討してください。詳細は以下の記事を参考にしてください。








