[新機能]AWS Clean RoomsがGAになりました
データアナリティクス事業本部の鈴木です。
AWS Clean RoomsがGAになったお知らせが公開されていました!re:invent2022で発表され、プレビュー状態だったサービスです。
AWS News Blogでもブログ記事が公開されていました。
利用できるリージョンに関する文面の抜粋です。
AWS Clean Rooms is generally available in the following AWS Regions: US East (Ohio), US East (N. Virginia), US West (Oregon), Asia Pacific (Seoul), Asia Pacific (Singapore), Asia Pacific (Sydney), Asia Pacific (Tokyo), Europe (Frankfurt), Europe (Ireland), Europe (London), and Europe (Stockholm).
上記の通り、東京リージョンでもGA版を利用できるようですね。
AWS Clean Roomsとは
AWSにアクセスできる他の企業のメンバーとコラボレーションして、顧客データの分析を行うことができるClean Roomsをわずかな時間で簡単に構築できるサービスになります。
プレビュー版を実際に触ってみたレポートは、以下のブログにまとめています。ご興味がある方はぜひご覧ください。
re:invent2022の発表時の速報と紹介セッションの内容を記事として取り上げていました。
アクセスしてみよう!
AWSマネジメントコンソールから検索欄に『AWS Clean Rooms』のように入力し、AWS Clean Roomsを選択します。
AWS Clean Roomsのコンソールです。
プレビュー版だったときはコンソール上部に「AWS Clean Roomsは現在プレビュー中です」と表記がありましたが、東京リージョンでも表示がなくなっていました。コンソールにはさまざまな説明の記載や解説ドキュメントへのリンクがあるため、初めての方も使い方を学びやすいと思います。
料金
料金ページは以下となります。
実行するクエリで消費される、Clean Rooms Processing Unit(CRPUs)というコンピューティングキャパシティに対する課金となります。32CRPUsがベースで、AWS Clean Roomsはクエリに必要な分だけ自動でスケールアップ・スケールダウンします。記事執筆時点では、東京リージョンでは$0.865 per CRPU-hour
です。
最後に
AWS Clean RoomsがGAになったお知らせが公開されていましたので、早速サービスの画面にアクセスしてみました。
AWS Clean Roomsはプレビュー版を試した印象として、記載や説明がとても親切です。アカウント間のデータ連携を実現するためのサービスなので、初めは理解するのが難しいかなと不安に思っていましたが、実際に触ってみると、とても分かりやすいなと感じました。
コンソールにはさまざまな説明の記載や解説ドキュメントへのリンクがあるため、興味がある方はぜひサービスの画面および資料にアクセスしてみて頂ければと思います。