[アップデート]AWS Direct Connect側で仮想インターフェース(VIF)がBGPで送受信したルートを確認できるようになりました
初めに
先月末のアップデートですが、AWS Direct Connectで仮想インターフェース側で交換した経路情報を見れるようになりました。
本アップデート以前ではDirect Connect側ではBGPでどのような経路を送受信しているかを確認する術はなく、経路がおかしいと思った場合は基本的にはカスタマーゲートウェイ側の情報を確認しデバッグするものとなっておりました。
(どうにもならない場合はAWSサポートに問い合わせ)
初期構築等でデータセンター側で別ベンダー様にご対応いただいている場合は、おそらくBGPに問題があると思うけどAWS上だとこれ以上は仕様上見れなくてルーター側で見てもらわないと...と申し訳なくなることが何度かあったのですが、今後そのようなことになることはなく、経路が来ているorそもそも来ていないor間違ってる等がユーザがAWS上の設定画面で特定できるようになりました。
実際に見てみる
確認に関しては仮想VIF単位での確認が可能となっております。
仮想VIFの詳細を確認すると「Accepted Routes」でVIF受信したルートが、「Advertised Routes」でVIFが広報したルートを確認できます。
Transit Gateway + Direct Connectで通信している場合は、データセンター等のカスタマーゲートウェイ側から受け取ったルートが前者、Transit Gateway側(AWS側)から集約してカスタマーゲートウェイ側に広告するルートが後者です。

実際に見える属性は以下の通りで「受信(もしくは広報した)ルート」「経路の生存期間」「受信(もしくは広報した側)のAS番号」「コミュニティ属性」となります。
情報をほぼ全てマスクしているのでアレですが、画面枠としてはこんな感じで実際にはPrefixでCIDR(10.0.0.0/8等)、Route ageで期間(1mo 1day等)が見れる形になります。
各種属性もフィルタリングできるようになっているので多数の経路を受信している場合でもある程度は問題なく調査可能です。


終わりに
そもそもBGPのUP/DOWN自体が以前は見れなかったのですが、そちら自体も今年の3月くらいのアップデートでメトリクスで見えるようになっていました。今回のアップデートが加わったことでよりやりやすくなりました。
サービス特性上今回あまり試せることがなく簡素な記事となっていますが、個人的にはこのアップデートを見て2度見するくらい助かる感動アップデートとはなっております。
どうしても接続先のルーターが現地に行かないと触れられないという形になってしまうのですが、弊社でご支援させていただく場合は現地側は別のベンダー様に対応いただくことがほとんどとなります。
そのため困った時は「おそらくこのあたりだとは思うのですが、これ以上AWS側では確認できず…」とお伝えするしかないこともあったので、少なくともここではないと判断できる部分が増えるのは非常に助かります。







