[新機能] AWS Elemental MediaStoreとAWS Elemental MediaTailorが東京リージョンで使えるようになりました! [東京でMedia五兄弟が揃い踏み]
はじめに
清水です。Media五兄弟ことAWS Media Services、その中のライブ映像処理サービスであるAWS Elemental MediaLiveについては1週間ほど前に東京リージョンで利用可能となっていました。
残すところメディア最適化ストレージサービスであるAWS Elemental MediaStoreと動画広告の収益化サービスであるAWS Elemental MediaTailorの2つが東京リージョンに来れば、AWS Media Servicesの5つのサービスすべてが東京リージョンで使えるのに…、という状況でしたが、本日この2つのサービスも東京リージョンでのサービスが開始されたことがアナウンスされました。
- AWS Elemental MediaStore Now Available in Asia Pacific (Tokyo) and Europe (Frankfurt) Regions
- AWS Elemental MediaTailor Now Available in 3 Asia Pacific (Singapore, Sydney, and Tokyo) Regions
これでMedia五兄弟すべてのサービスが東京リージョンで利用可能になりましたね!本エントリでは今回東京リージョンで利用可能になったAWS Elemental MediaStoreとAWS Elemental MediaTailorをそれぞれ確認してみたのでまとめてみます。
AWS Elemental MediaStoreが東京リージョンで使えることを確認してみる
まずはAWS Elemental MediaStoreが東京リージョンで使えることを確認してみます。
AWSマネージメントコンソールから東京リージョン ap-northeast-1のAWSサービス一覧画面 https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/console/home?region=ap-northeast-1 を開き、MediaStoreのリンクを探してアクセスしてみましょう。(検索窓に"mediastore"と入れるのも良いですね。)
この通り!! 東京リージョンでMediaStoreのGetting startedの画面が表示されました!
続いてこの画面からcontainerを作成してみます。コンテナ名を入力して[Create container]ボタンを押下します。
containerの作成が始まります。しばらくすると"Storage container [コンテナ名] created successfully."と表示され、containerの作成が完了してActive状態となりました!Data endpointの data.mediastor.ap-northeast-1.amazonaws.com のドメイン名がいいですね!
AWS CLIでも確認してみます。--region ap-northeast-1で東京リージョンであることを明示してlist-containersを実行してみました。
$ aws mediastore list-containers --region ap-northeast-1 { "Containers": [ { "Status": "ACTIVE", "Endpoint": "https://XXXXXXXXXXXXXm.data.mediastore.ap-northeast-1.amazonaws.com", "CreationTime": 1518067155.0, "Name": "TokyoContainer", "ARN": "arn:aws:mediastore:ap-northeast-1:XXXXXXXXXXXX:container/TokyoContainer" } ] }
AWS Elemental MediaTailorが東京リージョンで使えることを確認してみる
続いてAWS Elemental MediaTailorについても東京リージョンで使えることを確認してみます。
こちらもAWSマネージメントコンソールから東京リージョン ap-northeast-1のAWSサービス一覧画面 https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/console/home?region=ap-northeast-1 を開き、MediaTailorのリンクを探してアクセスしてみます。
この通り!!! 東京リージョンでMediaTailorのGetting startedの画面が表示されることを確認できました!
ちなみにそのリージョンでサービスが利用できないときは、以下のように他のリージョンの利用を勧められます。こちらはオレゴンリージョンでの例になります。
まとめ
AWS Elemental MediaStoreとAWS Elemental MediaTailorが東京で使えるようになり、これでAWS Media Services(Media五兄弟)のすべてのサービスが東京リージョンで使用可能となりました!他のリージョンでも5つのサービスすべてが利用できるところは少ないなか、東京で早くも5つすべてが出揃ったのはうれしい限りですね!引き続きAWS Media Servicesの各機能について調査していきたいと思います。