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はじめに
清水です。Media五兄弟ことAWS Media Services、その中のライブ映像処理サービスであるAWS Elemental MediaLiveですが、東京リージョンで使えるようになったことがForumsにてアナウンスされました!
Forumsでのアナウンスは(数日前の)2018/01/24、AWS Media Servicesのリリースが2017/11/27でしたので2ヶ月ほどで東京リージョンに来てくれたことになります!
AWS Elemental MediaLiveが東京リージョンで使えることを確認してみる
AWS マネージメントコンソールからの確認
まずはAWSマネージメントコンソールからアクセスできることを確認してみます。東京リージョン ap-northeast-1のAWSサービス一覧画面 https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/console/home?region=ap-northeast-1からMediaLiveのリンクを探して、アクセスしてみましょう。(検索窓に"medialive"と入れるのも良いですね。)
この通り!東京リージョンのマネージメントコンソール画面でGet startedの画面が表示されました!
続いてinputを作成してみます。左側からメニューを展開して、Inputsのページに遷移して[Create input]ボタンで進みます。必要な項目を入力して、[Create]ボタンで作成しましょう。
東京リージョンでinputが作成できました!
AWS CLIからの確認
作成されたinputに対して、AWS CLIからも内容を確認してみます。--region ap-northeast-1で東京リージョンであることを明示してみました。
$ aws medialive list-inputs --region ap-northeast-1
{
"Inputs": [
{
"Name": "TokyoRegionInput",
"AttachedChannels": [],
"Sources": [],
"State": "DETACHED",
"SecurityGroups": [
"746XXXX"
],
"Type": "RTMP_PUSH",
"Id": "75444XX",
"Arn": "arn:aws:medialive:ap-northeast-1:XXXXXXXXXXXX:input:75444XX",
"Destinations": [
{
"Url": "rtmp://52.197.XXX.XXX:1935/live/mystream",
"Ip": "52.197.XXX.XXX",
"Port": "1935"
},
{
"Url": "rtmp://13.231.XXX.XXX:1935/live/mystream",
"Ip": "13.231.XXX.XXX",
"Port": "1935"
}
]
}
]
}
AWS CLIからもinputの情報が取得できました!
まとめ
AWS Elemental MediaLiveが東京で使えるようになりました。日本国内からのライブ映像配信を考えた場合、東京リージョンを使用することで他リージョンよりも距離的に近くなるため、映像の遅延など改善することが予想されます。この点についても引き続き調査していきたいと思います。