[レポート] AWS GameDay ft.Datadog に参加してきた #GHJ307 #AWSreInvent

[レポート] AWS GameDay ft.Datadog に参加してきた #GHJ307 #AWSreInvent

re:Invent 2025のAWS GameDayに参加。Well-Architected Frameworkに基づくトラブルシューティング競技を通じて、オブザーバビリティツールや、Kiro-CLIなどのAI支援の効果を体験できました。
2025.12.03

re:Invent 2025にて、「AWS GameDay: Cloud Architecture ft. Datadog (GHJ307)」に参加しました。

実際のAWS環境に対するトラブルシューティングやアーキテクチャ最適化をチーム対抗で行うGameday、今回は、即席チーム「Snow Bear Cloud Team」を結成し、4時間の競技に臨みました。

7bbe8822-25a0-4b08-aa9a-1c973e277f68

本記事では、競技中に利用したDatadogや、Kiro-CLI の活用や、当日参加に関するTIPSを共有します。


1. セッション概要

  • セッションID: GHJ307
  • タイトル: AWS GameDay: Cloud Architecture ft. Datadog
  • 概要: パフォーマンス、コスト、信頼性、運用効率を考慮したWell-Architected Frameworkの実践を目的としています。

Gameday前説


2. クエスト

競技では、Well-Architected Framework の柱に基づいた複数のクエストが用意されていました。具体的な課題内容はNDAに抵触するため、技術的なアプローチのみ記述します。

1. スケーラビリティとコスト最適化

高負荷時の可用性維持とコスト削減の両立が求められました。指示内容に基づき各種最適化を実施した後、実際の負荷を再現した高スループットのリクエストがGameDay環境に襲来しました。コストと性能のバランスをとる貴重な経験となりました。

2. データモダナイゼーションとセキュリティ

ETLの実装やIAMなどの対応を行いました。ログ追跡においては、CloudWatch Logsだけでなく、Datadog の Log 機能も活用できました。

3. 運用とトラブルシューティング

本セッションの核心となるテーマでした。上位チームのスコア推移を確認したところ、Observabilityツールを効果的に活用されたチームが高得点を獲得している傾向を確認しました。


3. Kiro-CLIの活用

今回のGameDayでは、Kiro-CLI (Amazon Q Developer CLI)のライセンスが用意されており、生成AIの支援も大いに活用できました
特にトラブルシューティングにおいて、調査、復旧計画の作成、さらに計画に基づいたAWS操作の代行まで支援できる点に、Kiro-CLIの長所を確認しました。


4. まとめ

Datadogなどを利用したオブザーバビリティと、KiroなどのAIアシスタントの威力を体験する機会となりました。

GameDayは事前予約がすぐに埋まる人気セッションですが、初日に開催されたGamedayは、開始時点で空のテーブルが残っており、当日枠でも開始時刻に集まった希望者は全員参加できていた模様です。

マンダレイベイ会場のホールFではre:Invent期間中、毎日Gamedayが開催されています。また、他の会場でも2時間の気軽に参加できるGamedayが開催されています。現地参加可能な方は、是非参加をご検討ください。

この記事をシェアする

FacebookHatena blogX

関連記事