(レポート) AWS導入ガイド 2017年版: AWSを利用するときのネットワークで忘れがちな3つのポイント

(レポート) AWS導入ガイド 2017年版: AWSを利用するときのネットワークで忘れがちな3つのポイント

Clock Icon2017.10.05

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はじめに

本記事は10/4(水)にオンラインで開催された「AWS導入ガイド 2017年版 〜 オンプレからの移行、運用・監視、セキュリティ対策 〜」のセッション「AWSを利用するときのネットワークで忘れがちな3つのポイント」のレポートです。

企業におけるAWSの活用が急速に進む中、WEBアプリケーションのみならず、VDIやビックデータ、基幹システムを含めた本格的なクラウドの活用がはじまっています。クラウドによる柔軟なシステム構築とセキュリティの確保はビジネスの発展において不可欠な要素です。本セッションでは、本格的にAWSを利用する際にネットワークに必要なセキュリティ、通信速度の観点からお話しします。

講師はNTT東日本の里見宗律様。

里見さん-aws

レポート

セキュリティの驚異

・インターネット上では1日・1IPアドレスあたり1692件の攻撃を観測。
・NTT東日本では、閉域網とAWSが接続可能、というのが導入の契機になった。
・1/3の企業がインターネット上の驚異を感じている。

ダイレクトコネクト接続の課題

・高コスト。専用線の開通費用や開通までの時間など、お金以外も含めたコストがかかっていた。
・専用線を使わずにインターネット回線を使う場合にはセキュリティや通信速度などの課題があった。
・こういった課題を解決するためにクラスメソッドメンバーズでは複数の閉域網接続を提供している。

フートコネクトでクラウドゲートウェイを提供

・安く使える。45,000円から可能。
・すぐに使える。既にフレッツを使われていれば6営業日で開通可能。
・使いたい時だけ使える。契約期間の縛りがない。
・フレッツ光(コラボ光)のエリアカバー率が99%。人が住んでるところならどこでも使える。
・利用可能な光回線は700以上の事業者。各事業者が提供しているコラボ光でも使える。

クラウドゲートウェイのスループット

・フレッツ網から直接AWSに接続しているため高速。
・プロバイダ不要。
・クラスメソッドが検証した結果約500Mbps。
 ・PC側の制限による。回線だけなら1Gbps程度可能。
・RTT(往復所要時間)もインターネット経由と比べて安定。

導入事例

・セキュリティ要件での導入事例。
 ・SOMPOホールディングス様。映像処理で利用。
 ・Kyash様。FISC対応の一環で採用。
 ・飲食チェーン様、Active DirectoryをAWSに集約、拠点接続で利用。
 ・WorkSpacesでの利用も最近増えている。
・スループットでの導入事例。
 ・土浦花火大会のパブリックビューイング配信。4K映像配信で利用。
 ・電通様。デジタルサイネージにて利用。
 ・TAISEI様、監視カメラの映像配信で利用。
 ・Jリーグ様。リーグ戦全てのダイジェスト映像をAWSに集約。

フートコネクトでのキャンペーン

・初月無料。ぜひご利用ください。

さいごに

最近では基幹系システムのAWS移行が数多く行われていますが、やはりセキュリティの観点から閉域網のご要望は数多く頂いています。フレッツ回線を使った安価で高速な閉域網接続はとても面白いソリューションだと思います。

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