【小ネタ】 AWS Managed Microsoft AD の Directory monitoring に、複数の SNS トピックを通知先として設定可能か確認してみた
この記事は アノテーション株式会社 AWS Technical Support Advent Calendar 2025 | Advent Calendar 2025 - Qiita 25 日目の記事です。
はじめに
テクニカルサポートの 片方 です。
今回は小ネタとして、AWS Managed Microsoft AD の一機能である Directory monitoring に、複数の SNS トピックを通知先として設定可能か検証する機会があったので紹介します。
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) を使用して、ディレクトリのステータスが変更されたときに E メールまたはテキストメッセージ (SMS) を受け取ることができます。ディレクトリが「有効」ステータスから「障害ステータス」に変わると通知されます。ディレクトリが Active ステータスに戻ったときも通知を受け取ります。
先に結論から
AWS Managed Microsoft AD の Directory monitoring には、複数の SNS トピックを通知先として設定することが可能です。
一方で、Directory monitoring に設定可能な SNS トピック数の明確な上限値については、公式ドキュメント上には記載がございません。
各種 Service Quotas を調査しましたが、Directory monitoring に関連する SNS トピック数の上限に該当する項目は確認できませんでした。
そのため、ご利用にあたっては SNS 側の Service Quotas (トピック数、サブスクリプション数) に抵触しない範囲でご設定ください。
確認してみた
AWS Managed Microsoft AD を作成します。
Directory monitoring に対して複数の SNS トピックを設定可能か確認します。
その結果、複数の SNS トピックを問題なく追加できることを確認できました。
まとめ
本ブログが誰かの参考になれば幸いです。
参考資料
- AWS Managed Microsoft AD - AWS Directory Service
- Amazon Simple Notification Service による AWS Managed Microsoft AD ディレクトリのステータス通知の有効化 - AWS Directory Service
- Directory Service エンドポイントとクォータ - AWS 全般のリファレンス
- Amazon Simple Notification Service エンドポイントとクォータ - AWS 全般のリファレンス
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