
今後新たに追加されるAWSリージョンは、オプトインリージョンです
質問内容
今後新たに追加されるAWSリージョンが、すべてオプトインリージョンとなるのか、それともデフォルトで有効化されるリージョンが含まれるのかについて教えてください。
AWS OrganizationsのバックアップポリシーやAWS Security Hubにおいて全リージョンを有効化しています。
今後リリースされるリージョンがデフォルトで有効化される場合、そのリージョンも適切に管理する必要があります。
そのため、リリース時のオプトイン要否やデフォルト有効化の有無を把握し、手順書の整備を検討したいと考えています。
なお、AWS Control Towerは利用していません。
結論
2019年3月20日以降に導入されたAWSリージョンは、すべてオプトインリージョンとして展開されています。
今後新たに追加されるAWSリージョンは、すべてオプトインリージョンとなります。
この点について、AWSの公式ドキュメントに明記されています。
日本語版は機械翻訳のため分かりにくい表現となっているので、英語版での確認をお勧めします。
Today, when AWS adds a Region, the new Region is disabled by default.
AI翻訳
現在、AWS が新しいリージョンを追加すると、そのリージョンはデフォルトで無効されます
The term opt-in has a historical basis. Any AWS Regions introduced after March 20, 2019 are deployed as opt-in Regions. In an opt-in Region, your account is not enabled within that Region—and your identity is not replicated to the Region—unless you choose to opt into use of that Region.
AI翻訳
オプトインという用語には歴史的な経緯があります。2019 年 3 月 20 日以降に導入された AWS リージョンは、すべてオプトインリージョンとして展開されます。オプトインリージョンでは、そのリージョンの利用をオプトインしない限り、アカウントはそのリージョンで有効化されず、ユーザーなどの ID 情報もそのリージョンにレプリケートされません。
デフォルトで有効化されているリージョンは17個存在し、以下のとおりです。それ以外のリージョンはすべてオプトインリージョンに該当します。
名前 | Code |
---|---|
米国東部 (バージニア北部) | us-east-1 |
米国東部 (オハイオ) | us-east-2 |
米国西部 (北カリフォルニア) | us-west-1 |
米国西部 (オレゴン) | us-west-2 |
アジアパシフィック (東京) | ap-northeast-1 |
アジアパシフィック (ソウル) | ap-northeast-2 |
アジアパシフィック (大阪) | ap-northeast-3 |
アジアパシフィック (ムンバイ) | ap-south-1 |
アジアパシフィック (シンガポール) | ap-southeast-1 |
アジアパシフィック (シドニー) | ap-southeast-2 |
カナダ (中部) | ca-central-1 |
欧州 (フランクフルト) | eu-central-1 |
欧州 (ストックホルム) | eu-north-1 |
欧州 (アイルランド) | eu-west-1 |
欧州 (ロンドン) | eu-west-2 |
欧州 (パリ) | eu-west-3 |
南米 (サンパウロ) | sa-east-1 |
弊社ではAWS OrganizationsのバックアップポリシーやSecurity Hubにおいて全リージョンを有効化しています。今後リリースされるリージョンがデフォルトで有効化される場合、そのリージョンも適切に管理する必要があります。そのため、リリース時のオプトイン要否やデフォルト有効化の有無を把握し、手順書の整備を検討したいと考えています。
今後追加されるAWSリージョンはオプトインリージョンとなるため、新しいリージョンがリリースされても自動的には有効化されません。そのため、オプトインリージョン前提で手順を整備することをお勧めします。