[レポート]サーバーレスアプリケーションによる革新の加速とビジネス価値の最大化 #reinvent #SRV212
どうも!大阪オフィスの西村祐二です。
ラスベガスで開催中のre:Invent 2018にて「SRV212-R - [REPEAT] Accelerate Innovation and Maximize Business Value with Serverless Applications」を聴講してきたのでレポートします。
概要
In today's tech-driven world, an organization's architecture is a competitive differentiator. A key piece of this advantage lies in the ability to move—fast.
今日の技術中心の世界では、組織のアーキテクチャは競争上の差別化要因です。この利点の重要な点は、はやく動けることにあります。
In this session, we dive into how serverless is changing the way businesses think about speed and cost of innovation.
このセッションでは、企業が革新のスピードとコストについてどのように考えているか、サーバーレスでどのように変えているのかを説明します。
We hear from Comcast on why they made the decision to reinvent with serverless, and the learnings and benefits they've gained along their journey to modern application development
我々はComcastから、なぜserverlessで再発明する決定を下したのか、モダンアプリケーション開発で得た学びと利点をききました。
※Comcastは、アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアに本部を置く、ケーブルテレビ・情報通信・メディアエンターテイメントの企業である。(Wikipediaより)
登壇者
- Linda Lian - Product Marketing Manager
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Chris Dixon - Vice President, Product Development, Comcast
セッションレポート
デジタルイノベーターはどうやって迅速なイノベーションを可能にするか
▼モノリシックなアーキテクチャをマイクロサービス化することによってアジリティー(俊敏性)を獲得することができます。
これは、サービスごとに分解して変化しやすい体制をとること意味します。
▼インフラにかける工数を減らせます。そして、あまったリソースをアプリケーション開発に当てることができます。
▼Amazonはserverlessをクラウドのネイティブアーキテクチャとしています。
▼サーバーレスのアドバンテージは?
- アジリティ:すぐに作業に移れる
- 弾性:変化しやすく、拡張しやすい
- 総コスト効率:使った分だけの費用ですむ
構成、運用、セキュリティどうする?
▼構成のベストプラクティス
- インフラストラクチャをコードとしてモデル化することで、業務の標準化と自動化
- CI/CDを自動化して、アプリケーションとインフラストラクチャを迅速にアップデート
- 可観測性を高めることでアプリケーションのパフォーマンスを向上させる
- セキュリティと監査機能を自動化することで信頼を確保する
▼AWSにはこんなにサービスがあり、これらを組み合わせることではじめから、セキュリティや運用監視をすることができます。
▼「Amazon.comが今日はじまっていれば、サーバーレスになるだろう」Andy Jassy CEO, Amazon Web Services
事例紹介
登壇者が変わり、事例紹介が行われました。
▼「さまざまなサイクルを経て、激しい競争から勝利の歴史を築いてきました。今後も続けていきたい。」
サーバーレスサクセス:3パートストーリー
パート1:テクノロジー
- 「うまくやったほうがいいよ」
パート2:価値
- 1ペニーの節約は1ペニーの儲け(ちりも積もれば山となる)
▼コスト削減
ネイティブのソリューションに比べて、とくにESのコストが削減に成功しました。
▼「知識への投資が最善の利益をもたらす」
パート3:組織
ベンジャミン・フランクリンの言葉
- 言われたことは、忘れる。
- 教わったことは、覚える。
- 参画したことは、学ぶ。
他になにが重要?
- 適切なチームには挑戦が必要です
- 個人的かつ専門的な成長
- 困難な問題
- 新しい方法を習得して適用する能力
- そして偉大な物語:
- ガバナンスまたはパフォーマンス?
- ロードマップまたはリリース?
- お客様の機能やフィードバックは?
- パイロット版または本番?
感想
前半部分は、サーバーレスのメリットなど今までにサーバーレスをやってきた中で出てきた話がほとんどだったので、すっと頭に入ってきたのですが、事例の箇所になると、偉人の言葉や、ことわざを織り交ぜる形になっていたので、理解するまでにとても時間がかかりました。もっと英語力を身に付けたいと思います。