『AWS re:Invent 2020』参加登録開始!! スケジュール・各種イベント詳細も判明したのでザッとその内容を確認してみる #reinvent
今年2020年7月30日に『無料&ヴァーチャル』での開催がアナウンスされたAWSの年次カンファレンスイベント『AWS re:Invent 2020』。
開催をおおよそ1ヶ月前に控えて、公式サイトにて各種基調講演やセッション、イベント内企画などの詳細が公開・更新されていました。また合わせて、イベントの参加登録も出来るようになっています!
#reInvent is back. From Nov 30 to Dec 18, join the world’s premier cloud learning event—all virtual, all free. ☁️ Register now! https://t.co/hsVP4jVadS pic.twitter.com/izSbeWVdZQ
— Amazon Web Services (@awscloud) October 29, 2020
そこで当エントリでは、全貌が見え始めてきた『AWS re:Invent 2020』の各種トピックについてザッと確認していきたいと思います。
目次
- イベント参加登録
- コンテンツのカテゴリ
- Agenda(概要)
- Keynotes(基調講演)
- Leadership Sessions(リーダーシップセッション)
- Learn(学習コンテンツ)
- Give Back(チャリティ企画)
- Communities(コミュニティ)
- 各種通常セッション
- その他
- まとめ
イベント参加登録
まずは早速イベント登録を済ませてしまいましょう!イベントトップページに『Registration』のリンクがあるので、それをクリック。
必要事項を入力して登録完了。
確認メールが設定したメールアドレスに送られてくるので、確認&クリックで本登録完了です。
コンテンツのカテゴリ
画面上部のメニューをクリックすると、以下のような形でカテゴリ別の情報に遷移することが出来ます。以降、それぞれのカテゴリの情報をザッと見ていきます。
Agenda(概要)
『Agenda』のページでは、イベントスケジュールの概要を確認することが出来ます。
当初、開催期間は2020/11/30から2020/12/18のおよそ3週間であると判明していました。
今回新しく追加された情報、『アジェンダ』のページでは、Week1〜Week3と大きく3つの期間で区切られた形で、それぞれの週で催される予定が日毎に決まっているようです。
選択可能なタイムゾーン(視聴時間帯)は3種類
今回は『全てヴァーチャル・リモート開催』となったため、開催(セッション発表)の形態はどのようなものになるのだろう?と思っていましたが、内容を確認してみると以下3つのタイムゾーンに分ける形でコンテンツが展開されるようです。
- Americas(PST):太平洋標準時
- Asia-Pacific(SGT):シンガポール標準時
- Europe(GMT):グリニッジ標準時
公式ページでは、それぞれのタイムゾーンリンクをクリックすることでより詳細なスケジュールを確認することが出来ます。各週のうちで3日間はイベントが開催される形となっています。PST(太平洋標準時)のタブではセッションテーマの脇に『WATCH LIVE』、『WATCH FIRST』といったタグを確認することが出来ます。これは一体何でしょうか?
3つのタイムゾーン別における開催日の一覧を整理してみました。PST(太平洋標準時)が3つの中で一番早い開催時間帯となるようです。
更にスケジュールをブレイクダウンしてみます。ここでは第1週初日の基調講演(KEYNOTE)における、タイムゾーン別の開催日時を比較してみました。分かりやすくするためにJST(日本標準時)のタイムゾーンも入れてみています(文字が小さくなってしまい恐縮です...クリックすると拡大表示されます)。
こうして確認してみると、第1週初日の基調講演(KEYNOTE)で発表される情報をいち早くキャッチするためには、日本時間2020/12/02(火)の午前1時にパソコンの前に陣取っている必要があるようですね。従来であれば現地参加メンバーは現地時間の朝に現地参加、極少数の日本からのメンバーが視聴参加するという状況でしたが、今回はほぼ全てのメンバーが『日本からの視聴参加』となります。果たして今年2020年の基調講演(KEYNOTE)情報キャッチアップ&速報ブログ祭り、どうなることやらw
Keynotes(基調講演)
例年、本当にお腹が一杯になるレベルの新サービス・新機能のリリースが発表されるAWS re:Inventの基調講演。今回は計5個のセッションが予定されているようです。以下に、イベント最速となる太平洋標準時(PST)での発表時間、及びその時間帯に日本から視聴する場合だとどの時間帯になるのか、及びセッション概要文(公式サイトから拝借)の内容を紹介します。
Andy Jassy Keynote
- 太平洋標準時:2020/12/01(火) 08:00 - 11:00(180分) / 日本時間:2020/12/02(水) 01:00 - 04:00
(シアトルからの生中継では、Andy Jassyがバーチャルステージに登場し、AWSの顧客、製品、サービスに関する最新情報や、彼の見識を共有します。)
AWS Partner Keynote
- 太平洋標準時:2020/12/03(木) 08:00 - 09:45(105分) / 日本時間:2020/12/04(金) 01:00 - 02:45
(ワールドワイドチャネル&アライアンス部門の責任者であるDoug Yeum氏、グローバル公共部門パートナー&プログラム部門のバイスプレジデントであるSandy Carter氏、AWSマイグレーション、マーケットプレイス、コントロールサービス部門のバイスプレジデントであるDave McCann氏によるAWSパートナー基調講演をお聴きいただき、AWSがどのようにパートナーのビジネスの近代化を支援し、顧客の変革を支援しているかをご確認ください。)
Machine Learning Keynote
- 太平洋標準時:2020/12/08(火) 08:00 - 09:30(90分) / 日本時間:2020/12/09(水) 01:00 - 02:30
(re:Inventでは、Swami Sivasubramanian氏が初の機械学習キーノートに参加します。AWSの機械学習の最新動向、新技術のデモ、顧客からの洞察をもとに、AWSがどのように構築者を解放して機械学習に革新をもたらしているのかを聞くことができます。)
Infrastructure Keynote
- 太平洋標準時:2020/12/10(木) 08:00 - 09:00(60分) / 日本時間:2020/12/11(金) 01:00 - 02:00
(シアトルからの生中継では、グローバルインフラストラクチャおよびカスタマーサポート担当シニアバイスプレジデントのPeter DeSantis氏が、世界で最も要求の厳しいワークロードを実行するためにAWSがどのようにクラウドインフラを最適化し、お客様のビジネスを競争力のあるものにしてきたかをご紹介します。)
Werner Vogels Keynote
- 太平洋標準時:2020/12/15(木) 08:00 - 09:30(90分) / 日本時間:2020/12/16(金) 01:00 - 02:30
(ヴェルナー・フォーゲルス博士が、アマゾンが今日の最も困難なテクノロジーの問題をどのように解決しているかを舞台裏でご紹介します。世界最大規模で最も成功しているアプリケーションのいくつかに携わってきた経験に基づいて、ヴォーゲルス博士は、真に回復力のあるアーキテクチャの構築と、それがソフトウェア開発の将来にとって何を意味するのかについての洞察を共有します。)
Leadership Sessions(リーダーシップセッション)
(AWSリーダーがAWSテクノロジーの最新の進歩を共有し、将来の製品の方向性を示し、説得力のあるサクセスストーリーを通じてモチベーションを高めるために、AWSリーダーから直接話を聞くことができます。リーダーシップセッションの最新情報や詳細については、こちらをご覧ください。)
それぞれの分野の『AWSリーダー』が1時間の枠で最新情報やその詳細について語る『リーダーシップセッション』。開催日毎のスケジュール後半でそれぞれ2〜3個、合計20個近いセッションが現在用意されています。
Learn(学習コンテンツ)
(re:Invent 2020のオンライン機会を利用して、スキルを磨き、AWSのエキスパートから新しい働き方を学び、AWSのスキルや知識を向上させましょう。)
イベント期間中の『学習コンテンツ』も多彩なものが用意されています。メニューから遷移出来るものとしては以下のようなものがあります。
- AWS DeepRacer
- Jams and GameDays
- Tracks
- Training and Certification
Give Back(チャリティ企画)
(re:Inventコミュニティに参加して寄付をする方法をご覧ください。参加してお返しをしましょう。)
AWS re:Invent 2020は各種チャリティ企画についても色々なものが用意されています。
- Hydrate and Help(水に関するチャリティ企画)
- Fred Hutch Obliteride(25マイル、50マイル、または100マイルの自転車ルートに乗るか、5Kのウォーキング/ランに参加)
- Together, we can feed everyone(Three Square FoodBankの"BackPackforKids"プログラムをサポート)
Communities(コミュニティ)
(接続して知識を広げ、AWSエキスパートにオンラインでアクセスします。)
イベント参加者間の交流を目的とした各種コミュニティのイベントも多彩です。
- Builders' Fair(AWSのエキスパートが実際の課題を解決するために作成した、楽しくてインタラクティブなプロジェクトのコレクション)
- Developers(技術的なスキルを身につける/開発者コミュニティとつながる/AWS のエキスパートから学ぶ)
- Getting Started(各種入門)
- Startups(スタートアップ)
- We Power Tech(各種事例紹介?)
各種通常セッション
こちらは現在特にページが用意されている訳ではないですが、所謂『Breakout Session』的な各種技術セッションなども日毎に用意されているようです。計9日間、各日程で『SESSIONS: 40+ BROADCASTS』という記載があるので、単純計算で9日間x40セッション=360セッション以上はある、ということになります。という事はセッションレポートだけでも最低360本は書ける計算になりますね。
あ、こっちには『500以上のブレイクアウトセッション』って書いてますね。という事は最低500本いj(以下略
その他
その他メニューから辿れるコンテンツには以下のようなものがありました。
ちなみに今回のイベント、『そうは言っても登壇者とかは現地から話すんだろうし、ちょろっと現地で何かあったりするんじゃないの?』と思ってFAQを確認してみましたが、『完全ヴァーチャル』『現地イベントは無し』なようです。
まとめ
というわけで、『AWS re:Invent 2020』のイベントスケジュールや企画などについてザッと内容を確認・紹介してみました。
当エントリではメニュー見出しレベルの情報だけ見てみた感じですが、これだけでも既にお腹がいっぱいになってきました。それぞれのトピックを深堀り、また企画についても実に多彩かつ抱負なコンテンツが用意されているように思います。情報の漁り甲斐には事欠かなさそう、ブログのネタにも困る事は無さそう(?)ですね。