【速報】OpenSearchをサーバーレスで実行できるAmazon OpenSearch ServerlessがPreviewで発表されました! #reinvent

【速報】OpenSearchをサーバーレスで実行できるAmazon OpenSearch ServerlessがPreviewで発表されました! #reinvent

Clock Icon2022.11.30

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prismatixのとばち(@toda_kk)です。

現在開催中のAWS re:Invent 2022ですが、AWS CEOであるAdam SelipskyによるKeynoteにて、OpenSearchをサーバーレスな環境で実行できるAmazon OpenSearch Serverlessが発表されました!

OpenSearch は、Amazonが中心となって開発されているOSSの全文検索エンジンです。AWSでは、Amazon OpenSearch Serviceとしてマネージドサービスが提供されています。

今回、Amazon OpenSearch Serviceに関してServerlessオプションが追加されたことで、OpenSearchノードのタイプや台数といったクラスターの管理をすることなくサーバー環境まで含めてマネージドなサービスとしてサポートされることになりました。

OpenSearch Serverlessが登場したことで、スケーリングを気にせずに全文検索エンジンとしての利用や、データ分析、Observabilityの用途などで幅広く活用できると期待できます!

AWS公式ブログにて構築手順が公開中

すでにAWS公式ブログにてServerlessの構築手順が公開されていました。

現在、下記のリージョンでPublic Previewとして利用できます。すでに東京リージョン(ap-northeast-1)でも利用できるようになっているので、検証目的など、ぜひお試しください。

  • バージニア北部リージョン(us-east-1)
  • オハイオリージョン(us-east-2)
  • オレゴンリージョン(us-west-2)
  • アイルランドリージョン(eu-west-1)
  • 東京リージョン(ap-northeast-1)

利用料金

料金体系としては、データのIndexingとQuery、データ保存量で課金されるようです。

Indexing/Queryについては、OpenSearch Compute Unit(OCU)という単位で課金されます。リージョンごとの具体的な金額については、公式ページをご参照ください。

今後のデータベースサービスのServerlessサポートに期待!

昨年のAWS re:Invent 2021では、Amazon RedshiftやAmazon EMRといったデータ分析に関連するAWSサービスについて次々とServerlessサポートが発表されていました。

また、最近ではグラフデータベースのサービスであるAmazon NeptuneのServerlessが発表されていました。

OpenSearchは全文検索エンジンでありつつ、ドキュメント指向データベースとしての側面もあります。今後、Amazon ElastiCache(for Memcached/Redis)といったその他のデータベースサービスについても、Serverlessがサポートされることを期待しています!

以上、prismatixのとばち(@toda_kk)でした。

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