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【速報】AWS Cloud9がリリースされました! #reinvent

2017.12.01

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

中山(順)です

AWS Cloud9がリリースされました!

ついに、この時が来ました! 2016年の買収からついにAWSに統合です!

Great News! - Cloud9 blog

サービスの概要

Cloud9とは、クラウドベースのIDEです。

買収後もAWSとは独立して運営されていましたが、今回ついに統合されることになりました。 (既存の環境は当面維持され、今後AWS Cloud9への移行ツールが提供される予定とのことです)

AWS Cloud9の主な特徴は以下ののようです。

  • ブラウザで利用
  • 一般的なIDEの機能を装備
  • Lambdaのテスト、デバッグが可能(サーバーレス開発)
  • ペアプログラミング可能
  • IAM Userを招待して、チャットしたりしながらペアプログラミングが可能
  • AWSサービスとのインテグレーション

弊社メンバーからは、「良い開発環境を与えられていない人が喜びそう」等の声も上がっておりましたw

価格

AWS Cloud9自体の料金は無料です(EC2インスタンス上で稼働させる場合は別途課金されます)

リージョン

以下のリージョンで提供開始済みです。

  • US West (Oregon)
  • US East (Ohio)
  • US East (N.Virginia)
  • EU (Ireland)
  • Asia Pacific (Singapore)

、、、東京に来るの待ってます!!!

やってみた

ざっとさわってみたいと思います。

AWS Cloud9 Console

環境を作成します。

環境名および環境の概要を入力します。

実行環境(EC2の場合はインスタンスタイプ、休止までの時間、EC2インスタンスの起動先サブネットも指定)を指定します。

設定内容を確認して、環境の作成を開始します。

環境の作成が開始されました。 しばらく待ちましょう。

環境の構築が完了しました。 簡単!!

IDEから管理画面に戻ってみます。

まず、自身が作成した環境の一覧を確認できます。

また、自身にアクセス権がある環境の一覧も確認できます。

コラボレーションの設定は弊社諏訪がすでに記事を書いていますので、こちらをご確認ください。

【速報】Lambdaファンクションを共同編集!AWS Cloud9を使ってコラボレーション開発してみた #reinvent

また、アカウントにある環境一覧も確認できます。

公式ドキュメントもすでに公開されています。 チュートリアルもありますので、まずはそこから始めてみましょう!

AWS Cloud9 User Guide

まとめ

これで、開発に関連するサービスがますます充実しましたね。 「とりあえずAWSのアカウント作っとけば何とかなるんじゃね?」って状況にますます近づいて来ているように感じます。

AWS Cloud9の詳細についてはすでにAWSのブログに掲載されていますので、こちらでご確認ください

AWS Cloud9 – Cloud Developer Environments

追記

この速報記事以降にいくつかのブログが投稿されていますので、こちらにまとめておきます。

【速報】Lambdaファンクションを共同編集!AWS Cloud9を使ってコラボレーション開発をしてみた #reinvent

【速報】AWS Cloud9を使ってLambdaのテストをしてみた #reinvent

【レポート】AWS Cloud9 の紹介 #reinvent #DEV320

Cloud9の開発環境にLightsailを使ってみた #reinvent